中国の猛反発を受けたペロシ下院議長「台湾訪問」 8月2日夜、ペロシ下院議長は台湾に到着。翌3日には台北で蔡英文総統と会談を行った。 ペロシ下院議長は大統領権限を継承する順位が副大統領に次ぐ2位の要職で、アメリカの現職の下院議長が台湾を訪問するのは1997年のギングリッチ以来25年ぶりとなる。 一方、台湾は中国の一部だとする中国政府は、ペロシ議長の台湾訪問計画がイギリスの新聞フィナンシャル・タイムズで7月中旬に報じられた直後から、「断固反対する。訪問すれば強力な措置をとる」などと繰り返し表明していた。 ペロシ下院議長の台湾訪問を受けて、中国外務省は声明を発表し「ペロシ議長は中国の強烈な反対と厳正な申し入れにもかかわらず台湾を訪問し「1つの中国」の原則に著しく違反し、両国関係の政治的な基礎に深刻なダメージを与えた。中国は断固反対するとともに厳重に非難する」と激しく反発した。 そして、3日未明、