タグ

ブックマーク / totb.hatenablog.com (8)

  • [グラフ]増えない賃金 - Think outside the box

    就業者数は過去最高で完全失業率も1980年代後半の水準まで低下してきましたが、 totb.hatenablog.com 賃金(現金給与総額)の伸びは依然として緩慢です。*1 フルタイム換算平均賃金(PPP)をOECD主要国と比較します。 金融危機の1997年→2016年は唯一のマイナスで、 世界金融危機の2007年→2016年も南欧の劣等生と大差ありません(ギリシャは別格)。 増える就業者と増えない賃金を繋いでいるのが、好調な企業業績です。 ウォーレン・バフェットは資家(投資家)が階級闘争に勝利したと言っていましたが、 Warren Buffett: "There’s been class warfare for the last 20 years, and my class has won" http://t.co/a5haX6LF via @ThePlumLineGS — Washi

    [グラフ]増えない賃金 - Think outside the box
    mangakoji
    mangakoji 2018/06/16
    ヒマだったら、excelで都知事選の各区の有権者と得票数の相関係数を計算してみてほしい。統計に興味のある人なら、猛烈な示唆を得ると思う。なぜ選挙で自民党が勝つのか理解できるよ
  • 日本が没落した簡単な理由~投資しないから - Think outside the box

    の没落については様々な角度から説明できますが、その一つが、経済成長の原動力である投資を増やさなくなったためです。 名目ベースでは、建設投資は一時はピークから半減し、機械設備とソフトウェアへの投資も1991年と1997年のピークを下回ったままです。 投資が増えなかったのは、日経済のリソース不足や銀行の貸し渋りのために「できなかった」からではなく「できるのにしなかった」から、例えるなら「料は十二分にあるのにべることを拒否したから」です。 2003年度以降、企業は内部資金が増加しても設備投資を増やさずに株式取得を積極化させていますが、これは日市場を見限って海外市場に活路を求めたことの反映です。株主利益を最大化するためには合理的行動です。 一方、政府も歴史的低金利で資金調達できるにもかかわらず、国民の圧倒的支持を背景に、公共事業を大幅に削減しました。財政健全化のための「無駄」の削減です

    日本が没落した簡単な理由~投資しないから - Think outside the box
    mangakoji
    mangakoji 2018/04/09
    正直経済的没落はまだいいよ
  • 給料を下げている国は世界でも稀 - Think outside the box

    大前研一(74歳)が老害全開です。 給料が下がっている国は世界でも稀 大前研一氏が語る日の問題点 https://t.co/gcpStl7GE8 pic.twitter.com/oop8zRQchK — マネーポストWEB (@moneypostweb) 2017年11月24日 その根的な理由は、日が“ぬるま湯社会”になって、厳しい競争がなくなったことではないかと思う。 財務省「法人企業統計」から付加価値の内訳の推移を見ると、給料が上がらないのは付加価値増加のほぼすべてが営業純益に分配されてしまうためだと分かります。 営業純益の激増が人件費を圧迫していることは一目瞭然です。 人件費抑圧によって達成された史上最高益は配当金と金融投資に回っています。*1 この傾向は、株主の圧力が大きい大企業ほど顕著です。(⇩2000年度→2016年度で人件費は2%減、配当金は4.5倍) 給料が下がったの

    給料を下げている国は世界でも稀 - Think outside the box
    mangakoji
    mangakoji 2017/11/29
    我が意を得たり
  • 新自由主義の優等生・日本の転落 - Think outside the box

    この記事(⇩)を基に、日経済について考察します。 [ビジネスオンライン]“いま”が分かるビジネス塾:トヨタが販売車種を半数に絞る理由 https://t.co/adnbNS1HZx — ITmedia (@itmedia) 2017年11月1日 クルマの価格は20年間で1.7倍に値上がりしているわけだが、この間、日人の給料はほとんど上昇していない。 現在の日人の購買力では、クルマという商品はかなりの高級品となっており、会社での出世に合わせて、次々に買い替える商品ではなくなっている。 総務省「消費者物価指数」では、総合、自動車、サービスのすべてが1990年代後半から横ばいです。*1 アメリカでも新車価格は日と同じ頃から横ばいですが、サービスと総合は上昇を続けています。 日米の物価動向の違いは、サービスと財の相対価格に表れています。通常、生産性上昇率の高い財部門よりも、生産性上昇率の低

    新自由主義の優等生・日本の転落 - Think outside the box
    mangakoji
    mangakoji 2017/11/06
    2003年以降、上昇が止まっています
  • 金融に乗っ取られて貧しくなっていく日本経済 - Think outside the box

    過去20年間の日経済の相対的凋落(と中国の急成長)は劇的です。 その直接の理由は、金融危機が発生した1997年を境に、名目GDPが上昇トレンドから「ボックス相場」に移行したことです。 経済成長のパターンを「貿易財産業における技術進歩→生産性向上→賃金上昇→非貿易財産業の賃金上昇→非貿易財(サービス)価格上昇→サービスの財との相対価格上昇(ボーモルのコスト病)」として、日経済のどこにトラブルが発生したのかを分析します。 サービスの財との相対価格は2003年から上昇を止めています。 トレンドが続いていれば、2016年度は現実値から1.2倍弱になっていました。消費者物価指数に占めるサービスのウェイトは約50%なので、CPI総合は1.1倍です。 日経済は1997年あるいは2003年に構造変化を起こしていることが示唆されますが、1998~2002年は企業がバブルの後始末のデレバレッジ(「三つの

    金融に乗っ取られて貧しくなっていく日本経済 - Think outside the box
    mangakoji
    mangakoji 2017/07/07
    10年前の曲『がんばれ日本のさらりーまーん♪』で、体力あるやつは力だせ、知恵があるやつは知恵をだせ。って歌詞があったけど『金があるやつが金出さないのが唯一の問題』なんだけどなー。金余りなのに。と思ってた
  • 日本企業は日本人労働者を安く買い、外国企業を高く買う - Think outside the box

    の賃金が抑制されるようになった経緯を、内閣府「国民経済計算*1」と財務省「法人企業統計*2」で確認します。 経済全体の労働生産性の指標として就業者1人当たり実質国内総生産、賃金水準の指標として雇用者1人当たり賃金・俸給を用います。 1980年代は賃金が生産性とほぼ同率で増加。 1990年のバブル崩壊後、生産性が停滞するが賃金は増加を続ける。 1997年以降、賃金が低下して生産性とのギャップが縮小に向かう。 2001年にギャップが解消するが、その後も賃金は低下。 賃金と生産性の比(≒単位労働コスト)です。 バブル崩壊後、割高になっていた単位労働コストが1997-98年を境に急低下しています。現在の賃金が「あるべき水準」より約2割ディスカウントされていることも示唆されます。 1997-98年の金融危機が、火事場泥棒的な賃下げや非正規雇用化を可能にしました。 りそな銀行への公的資金注入によっ

    日本企業は日本人労働者を安く買い、外国企業を高く買う - Think outside the box
    mangakoji
    mangakoji 2017/04/28
  • 「無敵の人」が増加する脅威 - Think outside the box

    数年前に、秋葉原やマツダ社工場の無差別殺傷事件*1などについて、知人と話したことがあります。 これらの事件の共通項は、いわゆる「負け組の男」が犯人であることです。その時の会話では、犯行に至る心理を、 犯人にとっては生きていくことそのものが苦痛。 苦痛から逃れるために死を願うようになる。 「一方的敗者」として死ぬことが悔しいため、自分を苦しめた「敵」に一太刀浴びせてから死にたい、と考える。 しかし、敵は「社会」という漠然としたものであるため、代わりに「社会でうまくいっている人々」を敵と(無理やり認識)して攻撃する。 ではないかと分析しましたが、「黒子のバスケ」事件の犯人の告白がその分析と合致することに驚いています。 Yahoo!ニュースで記事を公開しました。 「黒子のバスケ」脅迫事件の被告人意見陳述全文公開1(篠田博之)- Yahoo!ニュースhttp://t.co/9DWHXrYVA3

    「無敵の人」が増加する脅威 - Think outside the box
    mangakoji
    mangakoji 2014/03/21
  • 貨幣乗数の(よくある誤った)説明 - Think outside the box

    2013-07-25 貨幣乗数の(よくある誤った)説明 金融政策の基礎解説 7/23【日銀理論は地動説、世界標準理論は天動説】で「そもそも存在しない」と書いた貨幣乗数について補足します。 前回記事でも紹介した下のリンク記事では、銀行を「誰かの余剰資金を借りて資金不足の誰かに貸す」資金の仲介役としています。 わかりやすい…55年前に発行された「銀行ってどういうもの?」という説明(らばQ) Q: 客が銀行にお金を貸してるの? A: そういうことになるね。客が口座というところにお金を入れるんだ。つまりは銀行に貸したものだ。 Q: で、そのお金を銀行はどうするの? A: また別の客に貸すんだ。 最初の客Aが銀行に100万円を貸す(預金する)とします。Aがいつ何時100万円を引き出しに来るかは予測困難ですが、預金者数が十分多ければ、預金者の引き出しに備えて銀行が現金として準備しておかなければならない

    mangakoji
    mangakoji 2013/07/26
  • 1