ウクライナ軍は、運用する英国製チャレンジャー2戦車に追加の防護を施した。前面下部の「グラシ」と呼ばれる傾斜装甲に、新たに装甲板を取り付けた。これは明らかに、重量69トン・乗員4人のこの戦車のよく知られた弱点を、ロシア軍のコルネット対戦車ミサイルのような2段式のタンデム弾頭から守るためのものだ。 チャレンジャー2の追加装甲は、最近SNSに投稿された動画に映っていた。しかし、チャレンジャー2のもうひとつの弱点をコルネットによって狙われた場合、この装備は無意味なものになってしまう。9月4日ごろ、ロシア軍によってチャレンジャー2が初めて仕留められた時には、まさにこの弱点を突かれたようだ。