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ブックマーク / geopoli.exblog.jp (8)

  • 日韓に核武装をさせよ | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はなんとか晴れております。 さて、久しぶりの更新です。昨晩の放送(https://goo.gl/W43wVv)でも紹介した、かなり挑発的な内容のナショナル・インタレスト誌に掲載された論文の要約です。 この内容に賛成する、しないは別として、まずは考えるためにじっくりと読んでいただければと思います。 ==== 日韓国を核武装させよ by ジェームス・ヴァン・デ・ヴェルデ 日は一刻も早く核保有国になるべきだし、韓国も核開発計画を始めるべきだ 北朝鮮は収容所国家である。その政府は非合法なものだし、不安定な全体主義体制だ。そして核兵器の技術の拡散者である。世界には不幸や、南北朝鮮の人々には大量死、そして苦しみや政治不安しかもたらしていないのだ。 おろかなことに、この国家は中国のおかげで存続しており、しかも中国は北が崩壊して朝鮮半島にアメリカのプレゼンスが上がるよりは、その体制を維

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    mangakoji
    mangakoji 2016/10/05
  • トルコのクーデターはなぜ失敗したのか | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はどんよりとした曇り空です。まだ梅雨は明けないのでしょうか。 さて、今回のトルコでのクーデター未遂事件に関して、デビュー作で『クーデター入門』を書いているブログでも同じみのルトワックが、さっそくフォーリン・ポリシー誌に興味深い記事を掲載しておりましたので、その要訳を。 === トルコのクーデターはなぜ失敗したのか by エドワード・ルトワック 「軍事クーデター成功のためのルール」の第2条は、実行に参加しない機動部隊(これには当然だが戦闘機の飛行大隊なども含む)は、動員不可能の状態にしておくか、介入してくるには遠すぎる場所に置いておくべきである、というものだ(サウジアラビアの陸軍の部隊が首都から遥か離れた場所に配置されているのは、まさにそのような理由からだ)。 ところが今回のトルコのクーデター計画者たちは、実行に参加しない(戦車、ヘリ、そして戦闘機)部隊を活動不能にしておくこ

    トルコのクーデターはなぜ失敗したのか | 地政学を英国で学んだ
    mangakoji
    mangakoji 2016/08/09
    今はどこもこうなんだな。日本は天皇の逆クーデターが最後の鍵になりそうだが
  • ルトワック自身の教えるわかりやすい「パラドックス」 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はやや雲が出ましたが、なんとか天気の崩れはありませんでした。 さて、またしても久々の更新ですが、今日はここ数日間に連続で話を聞いてきたエドワード・ルトワックの話を。 私が『自滅する中国』を監訳したことはすでにご存知の通りだと思いますが、彼の戦略書としては主著となる『エドワード・ルトワックの戦略論』というを出したことは、私が最近始めた動画生放送でもご紹介させていただきました。 ただしこのは、彼の文体の難しさもあって、非常にわかりづらいところがあり、彼の理論の核心となる戦略の「逆説的論理」(パラドキシカル・ロジック)というものが、正直なところうまく解説されているようには思えません。 ところが彼が口頭で説明すると、このパラドックスというものを実にわかりやすく説明してくれます。 今回の来日では事を囲みながら彼がこの戦略の「逆説的論理」を自身でうまく説明してくれたのでその要約を。

    ルトワック自身の教えるわかりやすい「パラドックス」 | 地政学を英国で学んだ
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    mangakoji 2014/05/24
  • 成功する人は努力しない | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は完全に梅雨真っ只中。これくらい梅雨っぽいと諦めがつきますね。 さて、ここ数日の話に関連して少し。 「成功する人/勝つ人」について多少書いてきましたが、このような人たちにたいして、なぜかネガティブな感情を抱く人が非常に多いわけです。 たしかに私はあえてW氏のような議論を呼ぶような人物を「成功者」として例に挙げましたが、実は成功者や勝者は、あれほど目立つような人たちばかりではなく、むしろ身近にけっこう目立たずにいる場合が。 私が観察している範囲では、当に成功できる人というのは、変に気合いを入れて努力しているわけではなく、どちらかといえば淡々とあっさりものごとを実現していく人ばかり。ようするに「努力」してないわけです。 なぜなら彼らにとっては「成功すること」は非常にナチュラルなことであり、そこに向かうことに変な気負いや抵抗はないからです。努力しているように見えても、人はそれを

    成功する人は努力しない | 地政学を英国で学んだ
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    mangakoji 2013/06/14
  • 傭兵の倫理問題 | 地政学を英国で学んだ

    今日のイギリス南部は、昼までは晴れていたのですが、午後から段々と天候が悪くなってきて、夜になって雨でした。しかも風があって凍えるほど寒い。 さて、同じコースの後輩に今日聞いた話をひとつ。 この後輩は若いドイツ人で、彼の専門は「傭兵の倫理」という渋いもの。 彼は私がコースを修了する半年くらいから始めて、今年の九月に論文を提出するとのこと。その内容を学校の中にあるパブでラガー(フォスターズ)を飲みながら披露してくれました。 時間がないので、例のごとく箇条書きで。 ●「傭兵」(マーセナリーズ) は、一般的には古代からあると言われているが、実は現代の民間軍事会社(PMC)と昔のそれは全然違う。 ●昔は、現在のような「傭兵」という概念はなかった。 ●「傭兵」の歴史に関する現在の学術界の研究は、しっかとした歴史研究をしていない。とくに中世のラテン語の文献まで調べて書いているものは皆無。 ●現代の「傭兵

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    mangakoji 2013/03/23
  • 創造性を上げるには「孤独」になれ | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から雨です。しかもけっこう土砂降り。私も体調がすぐれないので家でゆっくりしております。 さて、地政学や戦略とは全く関係ないかもしれませんが、みなさんの職場の環境づくりにヒントになるような論考がありましたのでそのご紹介を。 ちなみに私のような個人業者(?)にとっては非常によくわかる話です。 ==== 「新グループシンク」の台頭 By スーザン・ケイン ●「孤独」というのは時代遅れである。 ●アメリカでは「新グループシンク」(New Group Think)というべきものが大流行中である。これは「グループや集団でどんどん働きましょう」という考え方だ。 ●この典型的なのが、「オフィスの壁を取り払って、アイディアを交換しながら、創造的に働く」という最近の職場環境の風潮だ。 ●ところがこのような風潮には大きな問題がある。なぜなら最近の心理学の調査研究では、人間というのはプライバシー

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    mangakoji 2012/02/08
  • ノルウェーのテロ事件から「多文化主義の失敗」を再録 : 地政学を英国で学んだ

    ノルウェーのテロ事件を受けて、この意見記事の要約を再録します。 ぜひじっくりとお読み下さい。 ==== 多文化主義はどのように失敗したのか by ケナン・マリク ●今年の7月7日でロンドンでの52人が死んだ連続テロ事件から六年がすぎた。 ●アメリカの9・11事件とロンドンでの7・7事件は基的に同じインパクトを両国の国民に与えたが、ひとつだけ違うのは、7・7事件のほうがイギリスの市民権を持つ人間たちによる犯行だったということだ。 ●イギリス当局側は、この「自国民の犯行」に頭を悩ませており、その原因として、以前は過激なイスラム僧侶やモスクの影響を指摘していたが、最近は政府の多文化主義政策の失敗を指摘する分析が多くなっている。 ●ヨーロッパでは多文化主義の問題に関して政府要人からも批判的な声が上がり始めており、スウェーデンやオランダでも反移民政策を訴える政党が議席を伸ばしている。 ●英首相のキ

    ノルウェーのテロ事件から「多文化主義の失敗」を再録 : 地政学を英国で学んだ
    mangakoji
    mangakoji 2011/07/25
    ぼくが、大規模な移民拡大に反対なのは、「在特会」に代表されるような彼らがいるから、押さえきれるとは思えない。//実際の移民である朝鮮系台湾系の日本人にどうだったか聞いてみてほしい
  • 地政学を英国で学ぶ : だから何なんだ?(So What?)

    ↑特亜の「国籍法」による浸透戦略を学べ!↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。北朝鮮のリーダーである金正日について最近私も気になったことがあり、色々と調べたんですが、どうやら先々月の10月に死んでいますね。 いろんな説(03年にすでに死んでいる説など)がありますが、私は状況的に考えると10月に死んだのは確実だと思っております。とりあえず断言しておきます(笑 ところがそこで問題なのは、戦略学で一番重要な問いかけである「だから何なんだ?」(So What?)です。 なぜこの問いかけが重要なのかというと、これは「戦術」と「戦略」をわける大きな違いにつながってくるからです。 たとえば冷戦時代には、米ソ間で核ミサイルを中心とした軍拡競争が起こっていたわけですが、その時に戦略学で冷静に問いかけられていたのは、この「だから何なんだ?」というもの。 たとえばソ連が先に核ミサイルを撃ってきたとすると、アメリ

    mangakoji
    mangakoji 2008/12/02
    「こういう「戦略レベル」の判断ができて、それを実行に移せる人間が政府内にいれば嬉しいんですがねぇ。」いえ、行動に移さない政府で本当に良かったと思います。そこだけは今の政府を評価してます。
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