さて、先月からMAX10デバイスを一通り使ってみて、途中基板を速攻で起こす羽目になったりしてプチ修羅場な状況だったのだけども、なんとか収束してきたのでMAX10を使うにあたってのまとめをしてみよう。 MAX10はラインナップ上いくつかのバリエーションがあるものの、ここでは全部網羅することはできないので、MAX10 evalボードおよびSODALITE基板で採用の10M08SAE144C8GESに限って話をすすめることにします。それ以外のデバイスについては適宜データシートを参照のこと。 → オンライン資料:MAX 10 FPGA 1.コンパイル編 まずQuartusIIでのコンパイルから。 MAX10はまだQuartusIIでは正式に対応している状態ではなく、14.0のアップデートパッチ(Update2)による暫定対応となっています(正式対応は14.1で、これは来週のALTERAサーバーメン
けにろさんがCycloneIIIでHDMIをやってるので、うちでもやりたいと思っていろいろ調べ中。 Altera Cyclone III FPGA HDMI 720p Output Test さて。 HDMIとDVIと同じく物理層にT.M.D.S.リンク(電気層にPCML、ビットエンコードにT.M.D.S.エンコード)を使っている。 なので、DVI→HDMIは解像度をあわせてやればそのまま映すことができる。 DDWG DVIの仕様書 ただし、DVIがPC規格(VESA)なのに対して、HDMIはビデオ規格(CEC)である。 PC規格の基本は最低ラインの取り決めで、それ以上は対応機器が頑張れという自己責任型なのに対して、ビデオ規格の場合は相互接続性を保証しなければならい為、必ず守らなければならない枠組みという思想の違いがある。 DVIの場合はけっこういい加減でも映るのだけども、HDMIの場合は
Twitterの方でFPGAの進化と値段について一ネタあったので。 規模と価格の指標にしたのが1chipMSXで、これにはALTERAのCycloneシリーズ(EP1C12)が使われている。 Cycloneのリリースは2002年。300mmウェハ130nmプロセスで製造されている。 ラインナップは5万ゲート相当のEP1C3から、30万ゲート相当のEP1C20までで、EP1C12は当初2万円程度の価格で出て、2003年頃には7000円まで下がった。 Cycloneファミリは2004年に90nmプロセスのCycloneIIが登場。 ラインナップは8万ゲート規模のEP2C5から、100万ゲート規模のEP2C70まで出た。 1chipMSX規模のEP2C15は当初のラインナップには無かったので単純に比較はできないけども、前後のグレードから計算すると、おおよそ4000~5000円の価格になる。 さて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く