新型コロナの持続化給付金、家賃支援給付金を総額1549万円だまし取ったとして詐欺罪に問われた経産省の元キャリア官僚、桜井真被告(28)と新井雄太郎被告(28)の初公判が11日、東京地裁(浅香竜太裁判長)で開かれ、ともに「間違いありません」と起訴事実を認めた。 拘留中の桜井被告は上下グレーのスエット姿。「新井君らに迷惑をかけ、申し訳ない気持ちでいっぱいです。申し訳ありませんでした」と頭を下げ続けた。2人は慶応高校ゴルフ部で知り合った。腐れ縁となったのは、桜井被告が知人に対し5000万円の損害賠償を求めた民事訴訟で、司法試験にも合格している新井被告が間に入り、相手方に「偽証した方がいい」と持ち掛けたところを録音されてしまったからという。桜井被告は「何やってんだ。お前のせいで民事訴訟に負けそうだ」と激怒。以来、新井被告はことあるごとに桜井被告に責められ、頭を上げられなくなった。 桜井被告は慶大卒
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