ミニバイクに乗り集団で信号無視や蛇行運転を繰り返したとして、神奈川県警交通捜査課と海老名署は18日、道交法違反(共同危険行為)の疑いで、海老名市に住む県立高校3年の男子生徒(17)を逮捕した。県警は、ほかに同市や綾瀬市に住む17~19歳の無職や会社員の少年4人を同容疑で逮捕していた。 男子生徒の逮捕容疑は、ほかの4人と共謀して昨年8月31日未明、海老名市内の県道や市道約1.4キロ区間で、ミニバイクで暴走行為を行った、としている。調べに対し、容疑を認めている。 5人は、昨夏ごろに結成した海老名市が拠点の暴走族「バッドロブスター」のメンバー。海老名に由来した命名という。県警によると、警察車両の進路を妨害したり、追い掛けたりする挑発行為を繰り返していた。メンバーは「海老名でよそ者が走らないよう暴走族を結成した」などと話しているという。