>千葉県の一部の市町村ではイ、ロ、ハの地名があります。 パターンが2つあります。 八日市場市や旭市などの場合,これはいずれも合体市制以前の旧八日市場町,旧旭町の範囲にあるのですが,それぞれ“明治の大合併”以前の旧村を引き継いだものです。 八日市場の場合,町村制施行のために 八日市場村,富谷村,籠部田村,下富谷村,米倉村 の5村合併で「福岡町」が編成されました(1915年に「八日市場町」と改称)。このとき,旧村のそれぞれを“大字”としたのですが,ほとんどの市町村では旧村名をそのまま大字の名前にしたのに対して,福岡町では“抽象的”な イ・ロ・ハ で呼ぶことにしました。 八日市場村 → イ, 富谷村 → ロ, 籠部田村 → ハ, 下富谷村 → ニ, 米倉村 → ホ という対応関係になります。旭町の場合も同様。 八街市の場合は,“明治の大合併”以前の旧八街村の範囲に い・ろ・は という区分がありま