「男性シッターによるサポート一時停止のお知らせ」。 子どもの性被害を防ぐためとして、ベビーシッターの大手マッチング会社が発表した対策が議論となりました。きっかけはマッチング会社を通じてベビーシッターをしていた男2人が子どもにわいせつ行為をしたとして相次いで逮捕されたことです。男性のベビーシッターが一時的に働けなくなることに対して「男性に対する偏見だ」という声があがる一方、会社側は性犯罪者から子どもを守る仕組みができるまでの一時的な措置だとして、録画装置の導入など対策を相次いで打ち出しています。 被害を防ぐ対策はどうあるべきなのか、考えてみました。(ネットワーク報道部記者 有吉桃子)