HHKBという製品をどの時間軸で見るか? 電池については記者からも質問が出ていました。なぜ容量が大きく充電も手軽なリチウムイオン電池を採用しなかったのか? その答えには考えさせられました。 PFUによると、乾電池を採用したことには意図がありました。 前述の通り、HHKBは高い耐久性で長く自分の道具として使ってもらう、というコンセプトがあります。実際、筆者が2011年頃から使っているHHKB Professional 2 Type-Sは、毎月30万文字ぐらいはタイピングして8年がたちますが、不具合が出そうにありません。 白いプラスティックの外装に黄ばみが若干目立ち始めてしまったのですが、キータイプに支障はありませんし、刻印がこすれている箇所もありません。おそらく、まだまだ当面は問題なく使い続けることができるでしょう。 しかし、もしこのキーボードにリチウムイオン電池が入っていたとしたら、はたし
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