フロリダ州オーランドで10月10日に開催された「Gartner Symposium ITxpo 2007」においてマイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOは、Linuxとオープンソースに対する攻撃は手控え、Googleに対するマイクロソフトの見解、そして検索、広告、クラウドコンピューティング(訳注:インターネットサービスをベースとするコンピューティング)が マイクロソフトにもたらすチャンスについて語った。 このシンポジウムで行われたアナリストとの質疑応答セッションの中で、バルマー氏は参加者が常々疑問に思っていることに答えた。その疑問とは、 SaaS(Software as a Service)をめぐるマイクロソフトの戦略はどういうものか、そしてGoogleへの対抗策は何かというものだ。 バルマー氏はこのセッションで、マイクロソフトとGoogleの間に類似性を見るのは誤りであると言い切った