大手レコード会社はいずれ降伏する, しかし2011年までは悪あがきする あちこちのブログ等のエントリーにも挙がっていた記事ですが。これはアメリカの話。翻って日本のことを考えるとますます絶望的な気持ちになる。 まず、「彼の話」以降の最初のセンテンス。「録音された音楽がストリーミングやダウンロードを通じて無料になっていくことを完全に理解している」レコード会社は果たして日本にいくつあるのか。気付いていないか、気付いているけど理解したくないか、理解まではしているけど、何をしていいのか思い付けていないか。現状、何らかの実効性のある策を具現化させているところはないと思います。 日本固有の状況に、「CDの次」として「着うた」に頼る構図というのがあるわけですが、これ前から言っているように、そこでどれだけ人気が出てもそのアーティスト自体が大きく飛躍するわけでもない、つまり「人につく」ことのない、単純にその時