経済効果は、なんと8000億円。日本列島が空前のゆるキャラブームに沸いている。そのマーケットの頂点に立つのが、「2013ご当地キャラ総選挙」で優勝した千葉・船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」である。いま、その禁断の“素顔”を巡って、ゆるキャラ界が騒然となっている──。 2000年に1度だけ現われる奇跡の「梨の妖精」ふなっしー。11月27日(いいふなの日)に発売したCDデビューシングルは、ゆるキャラ界初となるオリコン週間ランキングトップ10入りを果たした。雨後の筍の如く全国に出現しているゆるキャラの中でも、テレビのバラエティ番組でも活躍するふなっしーは今や人気、知名度で独走している。 ところが最近になって、その中身の人の素性について、インターネット上で大騒ぎになっているのだ。 発端は、特許庁が公表している商標登録出願申請者のリストだった。昨年12月、ふなっしーの商標登録を申請したとして