2014年度から始まる幼児教育の無償化。第3子から幼稚園の保育料が無償になるもので、対象を一部に絞った限定的な試みだが、早期教育への注目は今後もますます高まるだろう。 半数の親が習い事の有益性に半信半疑 実際に、早期教育への保護者の関心が高いという調査結果もある。幼児期における子供の遊び方や子育てに関する情報発信、啓発活動などを行う研究プロジェクト『プレイフルラーニング~幼児の「遊びと学び」プロジェクト』が3~6歳の子供を持つ全国の1,032人の保護者を対象に行った意識調査によると、「子供の将来に不安がある」と回答したのは61.4%。さらに、67.2%が「幼児の早期教育に興味がある」と答えている(2013年12月7日~8日の期間にインターネット上で実施)。