仲春はゆっくりと通り過ぎる 寝て起きたら3月である。今日の東京の最高気温は20度を超えている。正月のインフルエンザが完治して、これでやっと健康で文化的な本年度を始められるぞ、と意気込んだのも束の間、今度は原因不明の高熱を出して1週間寝込んだ。 脳がグツグツ煮える音が聴こえそうなほど…
昨日「 反売買春系フェミニスト団体観察記録、パート2」を書いたばかりなのだけれど、そのあとドロップイン・センターに顔を出してみたところ、事態はわたしが思っていたより悪化していた。と同時に、その矛盾に満ちた状況から、米国の最貧困層を救済することの気の遠くなるような困難さを感じたので、連続になるけれども第三弾の報告をしたい。 わたしが思っていたより悪い事態というのは大きく分けて二つある。ひとつめは、この反売買春団体からさまざまな支援を受けているクライアントたちが、実は既存の公的支援の対象となっているのにことさらこの団体にーー女性弁護士一人の力にーー頼ろうとしていることだ。例えばある女性は食べ物がないというので弁護士が買い物に付き合って、しばらくの間食べていけるだけの食料を買い与えたのだが、実はこの女性はフードスタンプ(公的な食費支援)を受ける資格があるのに申し込んでいないだけだった。あるいは、
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