『恋がヘタでも生きてます』など、数々のドラマで印象を残してきた淵上泰史と、名古屋発のエンターテイメント集団BOYS AND MENの田中俊介が主演で、中村明日美子の同名コミックを原作に作られた映画『ダブルミンツ』。物語は、高校時代に出会った淵上演じる壱河光夫(ミツオ)と田中演じる市川光央(みつお)という同じ名前のふたりが再会するところから展開していく。 みつおは高校時代からミツオを支配関係に置き、犬として扱ってきた。高校卒業後、チンピラとなったみつおは、付き合っていた女を殺してしまったことをきっかけに、みつおの携帯に連絡を入れ、そこからふたりの関係も変化していく。 原作もあらすじも知らずに映画を見たが、たったひとつ、ふたりの関係が事件をきっかけに逆転していくという一文だけは見ていた。実際に見てみると、わかりやすく主従関係が入れ替わるというものではなく、事件をきっかけに、微妙にみつおとミツオ
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