どうもここ数日モティベーションが常にも増して下がりっぱなしです。 なぜかふと思い立って斉藤美奈子編集の「L文学完全読本」を買って読んでみたところ驚くほど共感しなかったり。斉藤美奈子、「妊娠小説」を読んで非常に好きで、他のものも読もう読もうと思いつつ延々と延ばしてきていた。そんなもんばっかりですけど。で、最近「フェミにしろクィアにしろ、分かりやすく書けよコラ」と叱られたりしたこともあって、斉藤美奈子くらいに書ければいいなあと思ったりしたのだが(無理)。でも、「L文学」ははずしたかも。ちょっと古いこともあるのだろうけれども、わたくし全然「L文学」なる範疇に入る作品群を読んでいないので、共感のしようがない。斉藤美奈子自身の書いたエッセーはそれなりに読み応えもあったのだけれども、コラムの中にはどう考えても手抜きではないかと思えるものもあったし。 こういう入門本的なものは、難しい。それなりに網羅しつ