兵庫県姫路市は29日、新型インフルエンザに感染していた同県たつの市在住の30代女性が死亡した、と発表した。死因は不明。てんかんの既往歴があり、けいれん止めの薬を処方されていたが、新型インフルとの関連も不明という。新型インフルに感染したり、感染が疑われたりする患者の死亡は全国で7人目。 市新型インフルエンザ対策本部によると、女性は27日に39度の発熱があり、せきや倦怠(けんたい)感などの症状を訴え、近くの診療所を受診した。A型インフルエンザの診断でタミフルを処方され、自宅療養していたが、29日午前1時半ごろ容体が急変し、呼吸が停止。姫路市内の病院に搬送され、同4時3分に死亡が確認されたという。 同日午後4時15分、市保健所の遺伝子検査で新型インフルエンザと確認されたという。