印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本IBMなどは4月10日、電子タグを利用した医薬品のトレーサビリティシステムを開発したと発表した。製薬会社から出荷された医薬品が、病院で患者に投与されるまでの経路を詳細に追跡できるという。 日本IBMをはじめ、国立病院機構京都医療センター、京都高度情報化推進協議会、Auto-ID ラボ・ジャパンの合計4つの企業と団体が共同で開発し、実証実験を行った。 日本IBMなどは、2004年から電子タグを利用した医薬品のトレーサビリティシステムに関する技術開発に取り組み、2005年には病院内でのシステム実証実験を実施している。 今回は実験の規模を病院外まで拡大。三菱ウェルファーマの薬剤約60個に電子タグを取り付け、3月6日から16日までのあいだ実