米国内では直前まで、共和党から監督権限移管に抵抗する動きが相次ぎ、差し止め訴訟まで起こされたが、結局は退けられた。 1969年10月に米国で生まれたインターネットは、半世紀近くを経て、世界人口の半分が使うまでに広がった。 特にスノーデン事件をきっかけに、「米国政府のインターネット支配」に対する批判が強まり、管理権限を手放すための検討が続いていた。 ※参照:米国政府がインターネット重要資源の監督権限を手放しました(JPNIC) ※参照:インターネットの管理権限を米政府が手放す(新聞紙学的) インターネットは新たに、関係団体や技術専門家、ユーザーらの「マルチステークホルダー」と呼ばれる国際的な“インターネットコミュニティ”の監督下に置かれることになる。 ●マルチステークホルダーへの移管 インターネットの中核的な資源であるIPアドレスやドメイン名の管理は、ロサンゼルスに拠点を構える国際NPO「I
国会図書館の検索機能をスマートフォンから使うと、スマートフォンの現在地が漏えいする恐れがある。検索結果のURLアドレスに、利用者の現在地情報が含まれているためだ。Facebookやブログなどで紹介した場合に、GPSの位置情報が一般に公開されてしまう。(ITジャーナリスト・三上洋) 検索結果のURLに利用者の緯度・経度が 国会図書館の蔵書検索機能に問題がある。スマートフォンで検索すると、結果のURLに利用者の位置情報が含まれてしまう問題だ。 <写真1>が実例だ。iPhone(iOS9.3.5)で国会図書館サーチを利用した画面で、上にある検索結果のURLを、右側に引き出してみた。URLの最後に「lat=35.xxx」「lng=139.xxx」という文字がある。「lat」は緯度(latitude)、「lng」は経度(longitude)で、場所を示している。 この場所を地図で表示したところ、筆者
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く