春に高校を卒業したばかりの18歳。「ボスニアで活躍してビッグリーグにステップアップしたい」と意気込む。 画像を見る ヴァイッド・ハリルホジッチ日本代表監督の母国、ボスニア・ヘルツェゴビナで、雌伏の時を過ごす“サムライ”がいるのをご存じだろうか。 2016-17シーズンに2部リーグで優勝を果たし、プレミアリーグ昇格を決めたFKボラツ・バニャ・ルカ。6年前にプレミアリーグを制した古豪と3年契約を結んだのが、鈴木梨生(すずき・りお)だ。 この春に千葉明徳高校を卒業したばかりの18歳(1998年7月15日生まれ、173センチ・63キロ) 。トップ下、ボランチ、左サイドハーフをこなす万能性があり、広い視野を武器に、ロングパス、サイドチェンジで攻撃にリズムを生み出す。さらにしなやかなドリブルで攻め上がり、フィニッシュに持ち込むプレーも得意だ。 とはいえ鈴木は、各年代の日本代表に選出された経験はなく、J