日本人というのは昔からお金の話をすることにイヤらしいイメージがあって、それは今もそんなに変わっていない感じがします。その影響もあって生きていくのにもっとも大切な事の一つであるにも関わらず、きちんとした教育を受けたことがないと言う人がほとんどじゃないでしょうか。 タイトルにもあるように、お金を稼ぐということ、そしてお金を維持管理するということを学ぶとうことは、より安心して毎日を送る為にも大切な教養だということをこの本は教えてくれます。 上に挙げた話をもう少し極端に判りやすくした話として、宝くじで数億円当てた人や多額の資産を相続した人の話を聞いて、その人が数年後悠々自適に暮らしているかというと破綻したとく話を多く聞きます。私もごくごく近しい人でも何人かそのような話を聞きますが、なんでなんだろう?思ったものです。 これこそが、まさにお金を扱う知性、つまり『お金の教養』が備わっていないという問題か
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