新海誠監督の映画『君の名は。』を見てピンときたポイントをあげておく。 ポイント1: 君になりたい リオ パラリンピック閉会式の東京プレゼンテーションで演奏された『東京は夜の七時』。Pizzicato Fiveのスタンダードナンバーだけど、その彼らの曲に『君になりたい』という曲がある。 Pizzicato Five『君になりたい』は願望を歌っているだけだが、『君の名は。』では瀧や三葉が相手に入れ替わる様子を疑似体験させてくれる。僕も恋している女の子に入れ替わって、その女の子の見えてる世界を見たいと思ったことが何度もあるので、恋しい相手と入れ替わるという設定はピンとくるポイントだった。 劇中では、最初は二人とも相手に入れ替わって自分勝手なことをやっているが、だんだんと相手を思いやりながら入れ替わるようになる。そして最後の方では相手と再開すべく、救うべく悲壮的にお互いに入れ替わりたいと願っている