最近は首都圏を中心にICカード乗車券が普及しつつあり、きっぷを買う機会が減ってきた。しかし、新幹線や在来線の特急列車に乗るときは長距離きっぷを購入する。JRの駅で買うなら「みどりの窓口」だ。大きな駅なら緑色の看板があるし、小さな駅なら緑地に座席のマークの発券窓口が目印になる。 ところで、どうして「みどり」と名付けられたのだろう。赤や黄色のほうが目立つと思うのだが……。JR東日本のマークは緑色、JR北海道は黄緑色だから「みどりの窓口」でいいにしても、JR西日本は青、JR東海はオレンジ、JR四国は水色、JR九州は赤だ。たとえばJR九州なら、「あかの窓口」にしてもいいのではないか。だが、みどりの窓口が緑色なのは全国共通である。 「みどりの窓口」由来はきっぷの色 都心では券売機で指定席券などを販売する駅も多い。ここにもみどりの窓口のマークが 「みどり」といえば、新幹線や特急列車の多くにグリーン車が