KDDIが2006年1月19日に発売した7機種のうち,東芝製の「W41T」は4Gバイトのハード・ディスク装置(HDD)を搭載する(発表資料)。最大で約2000曲の楽曲を保存できる。 HDD搭載の携帯電話機は,韓国のSamsung Electronics Co. Ltd.が先行していた。Samsung社は,2004年9月に「世界初のHDD内蔵携帯電話機」をうたう「SPH-V5400」を発表した(Tech-On!の関連記事)。同機種は,容量が1.5GバイトのHDDを搭載する。その後2005年10月に3GバイトのHDDを内蔵する携帯電話機「SPH-V7900」を発表した(Tech-On!の関連記事)。Samsung社の携帯電話機が搭載するHDDは1インチ型だが,W41Tが搭載するのは0.85インチ型である。 KDDIによると,フィンランドNokia Corp.が2005年4月27日に発表していた