エラー処理によるコードの分岐を減らしたい場合、Eitherを使うとよい。 Eitherの使い方 Either[A, B] は、AまたはBを返す型である。 Eitherは通常Either[(エラー情報), (結果)]の形で使われる。例えばデータ処理が成功した場合はその結果を用いて引き続きの処理を行いたいが、エラーの場合は何もせず次のコードにエラーだけを伝えたい場合がある。 Eitherから値を取り出すには、left, rightの値に対してmap, flatMapなどを用いる。例えば、Either.right map { ... }とすると、値の内容がRight型の場合はmap内の関数を適用し、Leftの型の場合はmapの処理を無視してLeftの内容(この場合はエラー情報を)をそのまま返す。 具体例 # 文字列がIntに変換できるならIntを、失敗した場合はExceptionを返す関数 sc