誰もが一度は目にしたことがある「I ♥ NY」のロゴの生みの親であり、グラフィックデザイン界の巨匠ミルトン・グレイザー(Milton Glaser)。 そんな彼が、「今までで一番好きなオリンピックロゴ」として選んだのが、1964年東京オリンピックのロゴでした。 亀倉雄策氏がデザインしたこのロゴは、黄金の5つの輪っかの上に、日本の国旗を表す赤い太陽が描かれ、定番フォント「ヘルベチカ」で「TOKYO 1964」と書いたシンプルなデザイン。 しかし、その裏では「これぞ職人技」と言える、緻密に計算されたデザイン設計図が存在したことはあまり知られていません。 Image Credit by uncoatedletters, via typophile) 28年のキャリアをもつベテランロゴデザイナー The Logo Smith は、自分のTumblrフィードにたまたま流れてきた、1964年東京オリン