「京セラ」と「村田製作所」は高速・大容量の通信規格「5G」に関連する電子部品などが好調だったことから、ともに売り上げが半年間では過去最高となりました。 このうち、京都市に本社がある「京セラ」は、1日発表したことし4月から9月までの半年間の決算で売り上げが前の年の同じ時期より25.9%増えて8763億円となり、半年間の決算としては過去最高を記録しました。 また、最終的な利益も前の年の2倍以上となる732億円となりました。 これは、世界各地で「5G」に関連するコンデンサーなどの電子部品の需要が増加したことが主な要因です。 京セラの谷本秀夫社長は、記者会見で需要拡大に対応するためベトナムに半導体関連の電子部品工場の建設を検討していることを明らかにしました。 また、京都に本社がある「村田製作所」も9月までの半年間の売り上げが9080億円、最終的な利益が1677億円となり、それぞれ半年間の決算として