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株式会社ラクーンホールディングスのエンジニア/デザイナーから技術情報をはじめ、世の中のためになることや社内のことなどを発信してます。 bashインフラLinuxプロセス置換ファイルディスクリプタシェルスクリプト こんにちは、羽山です。 今回は意外と知らないかもしれないbashの「プロセス置換」という機能を紹介します。 UNIXでは「1つのプログラムは1つの機能にとどめ、フィルタとして動作できるようにせよ」という設計思想があります。 その言葉の通り、大抵のコマンドはパイプでつないでフィルタのように動作可能ですが、必ずしも理想的に設計されていない、もしくは仕様上できないコマンドもあります。 例えば、よく使う diff コマンドがこれにあたります。 指定するファイル名を - とすれば片方は標準入力から読み込めますが、もう片方はどうしても引数で指定しなければいけません。 コマンドの実行結果を直接比
認可と認証技術 OAuth 1.0、OAuth 2.0 および OpenID Connect に関するスライドをアップしました。 アプリ開発で知っておきたい認証技術 - OAuth 1.0 + OAuth 2.0 + OpenID Connect - from Naoki Nagazumi www.slideshare.net 開発している Web アプリで、OAuth 1.0 や OAuth 2.0 および OpenID Connect の認可と認証技術を組み込んだ時に、あれこれ調査して知り得た技術をまとめたものです。 130ページくらいの力作です!ぜひご覧ください。 デモ これのデモはこちらにあります AuthsDemo デモのソースコードはこちらです。 GitHub - ngzm/auths-demo: This is a demo program with using OAuth
今更だけど MySQL 5.6 ではオンラインDDLの機能が追加されている。今日はこのオンラインDDLについて勉強したことを書いてみる。 MySQL のマニュアル MySQL :: MySQL 5.6 Reference Manual :: 14.11 InnoDB and Online DDL にいろいろ書いてある。いまから書くことはこのマニュアルから得た知識が元になっている。 DDL てなによ? データではなく、テーブル自身を操作するためのSQL文のこと。CREATE, ALTER, DROP, TRUNCATEなど。オンラインDDLではCREATE INDEX, DROP INDEX, ALTER TABLEに適用される。 http://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/en/glossary.html#glos_ddl 5.1 までの ALTER TABLE
こんにちは、せーのです。今日は業務で私がハマってしまったところを備忘録として残しておきます。 正常に終わってるはずなのにタイムアウト まずはこんな感じのLambdaがあるとします。 exports.handler = (event, context, callback) => { callback(null, "Hello Lambda"); }; これは、こう書き換えてもおなじです。 exports.handler = (event, context, callback) => { context.succeed("Hello Lambda"); }; Lambdaの対象Nodeバージョンが4.3も選べるようになり、4.3の場合プログラミングモデルがCallbackモデルになりました。処理を戻しているだけなのでどちらでも良い気がします。 めんどくさいのはこれからです。この処理の上にこんな
今日は社内の別プロダクトと合同勉強会があって,Lambda + Apex 便利だよ!という発表をしてきた. タイトルは「Lambda + Apex 事例紹介 ~ 全ては AWS コスト削減のために ~」で,発表内容としては,大きく3点にフォーカスした. CloudWatch Events + Lambda + CircleCI + Apex で Lambda をサーバレスに実行 & デプロイする話 Apex で Golang with Lambda を動かす仕組みとは AWS 便利ツールの紹介 メインは Lambda + Apex の話で,前に書いた記事をベースにした. kakakakakku.hatenablog.com 発表資料 speakerdeck.com Golang with Lambda Apex の珍しい点を挙げるとすると「Lambda で Golang を動かせる」ことだ
PySpa統合思念体です。これからJavaScriptを覚えるなら、「この書き方はもう覚えなくていい」(よりよい代替がある)というものを集めてみました。 ES6以降の難しさは、旧来の書き方にプラスが増えただけではなく、大量の「旧来の書き方は間違いを誘発しやすいから非推奨」というものを作り出した点にあります。5年前、10年前の本やウェブがあまり役に立たちません。なお、書き方が複数あるものは、好き嫌いは当然あると思いますが、あえて過激に1つに絞っているところもあります。なお、これはこれから新規に学ぶ人が、過去のドキュメントやコードを見た時に古い情報を選別するためのまとめです。残念ながら、今時の書き方のみで構成された書籍などが存在しないからです。 たぶん明示的に書いていても読み飛ばす人はいると思いますが、すでに書いている人向けではありません。これから書くコードをこのスタイルにしていくのは別にいい
複数のdocker imageとcontainerを使ってサクッと環境を整えたいときにdocker composeってとても便利ですよね。 単純な構成だと公式ドキュメントを読めばわりと簡単に思い通りになるのですが、 意外と慣れるまではどんな設定をしてどうファイルを配置するか迷いがちだと思います。 そんなわけで今更感が強いですがベストプラクティス的なものをまとめておきます。 最近になってようやくDockerfileとdocker-compose.ymlの良い書き方使い方がわかってきた気がする。初期のころに書いたやつも試行錯誤して書いたはずなんだけど今やクソみたいに感じる— innossh (@innossh) 2016年9月19日 今月のブログ書くネタに困って今更になってdocker composeを選んだわけでは…うっ… ベストプラクティスと言いつつ半年以上前の情報の可能性が…うっ… さっ
実際には、まだ本当の本番環境では運用できてなくて開発用のステージングで運用が開始できたぐらいで、他にもやること一杯あるんだけど、ある程度知見が溜まったのでまとめておく。 ちなみに、規模はそんなに大きくないがデータ量は多いアプリケーションで運用環境はAWSのECSを想定しており、現時点で普通のEC2ノードとコンテナで並行稼動している。 docker-swarmなりで自前でコンテナプールを構築してもいいのだが、そうするとサービスディスカバリとか考えなければいけないことが増えるので、後回しにしている。 (注: かなりサービス固有の事情が含まれるため、もし参考にされる方が居たとしても、そのままの形では適用できない可能性が高い) 追記: RailsアプリのためのDockerfileとdocker-compose.ymlのサンプル - Qiita コンテナ化のモチベーション CentOSのお守りからの
はじめに あなたは Docker イメージを作る際に start.sh や startup.sh というファイルを作った経験はないだろうか。「Dockerfile の CMD だと 1 コマンドしか書けないから、シェルスクリプトで頑張る」というやつだ。例えば、環境変数を受け取って設定ファイルを動的に作ったり、メインプロセス起動前に何かしら初期化処理をするなど。そんなあなたに Entrykit というツールを紹介しよう。 Entrykit とは Entrykit は一言でいうと、コンテナ内のプロセス起動時に便利な軽量 init システムだ。Docker の起動コマンドに Entrykit を使うと、起動時にテンプレートファイルを元に設定ファイルをレンダリングしてくれたり、メインプロセスの前にコマンドを実行できたりする。 公式サイト - https://github.com/progrium/
最近、Rails界隈でDocker使い始めました、という話を聞く機会が増えてきたので、自分が開発環境整備用に構築したDockerの設定をまとめておく。 ちなみに、production運用については以前書いたので適当に探してくださいw 結論から書いておくと、volumeをちゃんと活用すればいい、ってだけの話です。 まず、本番用と開発用のDockerfileは分けた方が良い。一つでやろうとするとどうにも無理がでるので。 自分はDockerfileとDockerfile-devというものを用意している。 docker-composeはほぼ必須です。少なくともrailsプロセスとDBだけでも二つは必要だし、Dockerfileを分けてると事故るので。 Dockerfileはこんな感じ。 FROM mybase:ruby-2.3.1-debian RUN echo "deb http://http.
2021/02/12 追記 この記事を執筆した当時、Bootstrapがどのサイトでも使われていました。 当時のBootstrapはjQueryと密結合していたり、いろいろと剥がす動機があったのですが、 現在のBootstrapは内部的にもflexboxになっていたりと改良されています。 まずは剥がす前に最新版への更新を検討してみてください。 一方で、TailwindやインラインスタイルCSSなど、Bootstrapを採用しづらい場面も増えてきています。 その場合にはやや記述は古いのですが本記事が役に立つ場面もあるでしょう。 ポイントは、腹をくくってFlexboxのプロパティについて真剣に学ぶことです。 追記終わり Bootstrapは便利ですし、デフォルトのスタイルもフラットでかっこいいですね。 デザイナーでなくてもそれなりに整った画面が作れるということで、大変便利なBootstrapで
本記事は個人の意見であり、所属する組織の見解とは関係ありません。 こちらはAWS Fargate Advent Calendar 2017の12/1分の記事です。 AWS re:Invent 2017のKeynoteにて、Andy Jassy CEOからAWS Fargateの発表が行われました。以下がリリースブログからの抜粋になります。 AWS Fargateは、コンテナをデプロイする最も簡単な方法です。端的に言うと、FargateはEC2に似ていますが、仮想マシンを提供する代わりに、コンテナを提供します。これにより、下回りとなるインスタンス群の管理をせずとも、コンテナを基本的な計算単位として利用することができる技術です。やるべきことは、コンテナイメージ構築し、CPUやメモリの要件を指定し、ネットワークやIAMポリシーを定義し、そしてコンテナを起動することです。Fargateでは、アプリ
2017年3月15日に開催された『JAWS-UG KOBE 春のコンテナ祭り!』の発表です
概要 Docker Container を動かすための環境として AWS Elastic Beanstalk を使った場合、どんなことができるか、デプロイはどんな感じになるか、といったことを紹介します。 「どうすれば動かせるか?」ではなく「採用できるか?運用はどうなるか?」を想像できそうな情報をまとめることを目指しました。 例によって記載の情報に間違いがあったら指摘していただけると嬉しいです。 Elastic Beanstalk とは 実用に寄った他の AWS のプロダクトとは一味違うメルヘンな名前(Beanstalk = 豆の木)を持つこのサービスは、 AWS の各プロダクトをつなぎ合わせることによって PaaS 的な実行環境を作り出すサービスです。 ボタンを押すだけで、ロードバランサ(ELB)、実行環境(EC2)、データベース(RDS)、設定(環境変数など)、可用性やスケールアウト(A
AWS Manged Kubernetes! 現在開催中のAWS re:Invent2017にて、Amazon Elastic Container Service for Kubernetes(EKS)が発表されました!待望の、AWSが提供するマネージドKubernetesです。 Amazon EKS - managed Kubernetes service Amazon Elastic Container Service for Kubernetes | AWS News Blog EKSの特徴 Keynoteの中では、EKSの特徴として以下の点に触れられていました。 Hybrid Kubernetes : 別のクラウドや、オンプレミスのKubernetesで動作させていたKubernetesクラスタのアプリケーションををそのまま移行することが可能です Multi AZ : AWSの複数
項目ごとにコメントしてみます。 Dockerサポート/AMIの制限 EC2インスタンスでは仮想マシンのroot権が握れるので、AMI(Amazon Machine Image)があれば好みのLinuxディストリビューションにDockerをインストールして利用できます。商用サポートを期待するのであれば、CoreOSやRHEL Atomic Hostを検討するのも良いでしょう。 ECSの場合はECSエージェントを実行していれば任意のディストリビューションで良いようですし、ECSエージェント自体Dockerコンテナで実行するので、ほぼ縛りなしと見なしてよいと思います。一方Beanstalkは、専用AMIからの起動が前提になっているのでディストリビューションはAmazon Linux一択です *1。そもそも「Dockerを利用するモチベーションとしてLinux環境に依存したくない」というのもよくあ
最近Dockerが力を入れている機能の1つが、Dockerクラスタ環境を構築・運用するための機能であるswarmモードだ。本記事ではDocker 1.13以降で追加されたswarmモード関連の機能を紹介する。 記事前編では、Dockerの開発体制の変化や最近追加された新機能について紹介した。続いて今回は、最近機能強化が続いているDockerの「swarmモード」関連の新機能について紹介していこう。 Dockerの普及により、複数のマシンを組み合わせたクラスタ環境でDockerを利用してサービスを提供する構成が検討されるようになった。Dockerクラスタ構築を支援するKubernetesやCoreOSといったソフトウェアも登場している。Docker自体も、クラスタ構築ツールである「Docker Swarm」を提供していたが、Docker 1.12ではこの機能の一部がDocker本体に「swa
2017年4月、Dockerは「Moby Project」と呼ばれる、Dockerのコア部分をコンポーネント化する試みを発表した。オープンソース版のDocker(Docker Community Edition、Docker CE)」もこのMobyをベースとしたものとしてリリースされるようになり、2017年6月にはMobyベースのDockerとなる「Docker 17.06 Community Edition(CE)」がリリースされている。本記事ではこういったDockerの開発体制の変化や、最近Dockerに導入された新機能などを紹介する。 Dockerは有償サポート付き版とオープンソース版の2つがリリースされる状況に 2017年3月、Dockerを開発するDocker社は「サポート付きの商用版」という位置付けの「Docker Enterprise Edition」を発表した。同時に、無償
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