・そのセツナ( 刹那 )に「おじ様、お相手」と叫んで、 森鴎外「阿部一族」より抜粋 17,8年前、偶然見た ひろちさやさんの仏教コラムの中で数の単位について書いてあるのにすごく興味を抱いた。確かその中で 「”恒河沙(ごうがしゃ)”とは恒河(ガンジス川)の砂の数という意味。数の単位については江戸時代の文献『塵劫記』に詳しい。」というような事を書いてあったと思う。仏教での表現・比喩方法がすごくユニークだったので『塵劫記』が見たくて見たくてどうしようもなかった。その頃、一般人にはインターネットで検索して調べる方法など浸透していなく、古本屋を片っ端から探し回った結果、市の図書館でようやく見つける事ができた。 塵劫記 江戸初期の和算家吉田光由(1598-1672)の主著。 米俵算、ねずみ算、物の分配方法とか、土地の測量方法とか書いてあったと思う。 (少しがっかりした) 数の単位については、以下のとお
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