「保守分裂」の構図となった富山県知事選挙は、25日投票が行われ、新人で、ガス会社の元社長の新田八朗氏が、現職をやぶり、初めての当選を果たしました。 ▽新田八朗、無所属・新。当選。28万5118票。 ▽石井隆一、無所属・現。22万2417票。 ▽川渕映子、無所属・新。2万5085票。 新人の新田氏が、自民党などの地方組織が推薦した現職の石井氏らを破り、初めての当選を果たしました。 新田氏は、富山市出身の62歳。 銀行での勤務を経て、父親が社長だった地元のガス会社に入り、平成12年からみずからも社長を務めました。 今回の選挙では、自民党富山県連が石井氏を推薦しましたが、一部の県議会議員などは県政の刷新が必要だとして新田氏の支援に回り、51年ぶりに「保守分裂」の構図になりました。 新田氏は、「保守分裂で注目された選挙だったが、分裂したままでは、すばらしい富山県をつくっていくことはできない。ワンチ