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ブックマーク / www.nippon.com (2)

  • プーチンが最も恐れているもの

    米国のインターネットサイトThe Journal of Democracy に2022年2月22日に公開された標記の論文(原題はWhat Putin Fears Most)を翻訳し、日語版読者の皆さんにお届けする。 ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。ロシアのプーチン大統領は皆さんに、侵攻はNATO(北大西洋条約機構)のせいであると信じてもらいたいと考えている。動員された19万人に上るロシア兵や海兵ではなく、NATOの東方拡大がこの危機の主因であるとしばしば(この侵略が始まった際のロシア国民に向けた演説を含めて)主張してきた。 「ウクライナ危機は西側諸国の過ちにより引き起こされた」と主張する米国の政治学者ジョン・ミアシャイマーの2014年の『フォーリン・アフェアーズ』の挑発的な論考以来、NATO拡大に対するロシアの反動という物語がウクライナでこれまで継続してきた戦争を説明するための(正

    プーチンが最も恐れているもの
  • 苔(コケ)と日本人:和の風情を醸し出す植物が気候変動で危機に

    は、世界でもまれな「コケを愛(め)でる文化」を発展させてきた。中でも「わび・さび」の精神を体現した日庭園にコケはなくてはならない存在だ。 小さくて目立たず、おまけにきれいな花も咲かないため、文字通りコケにされがちなコケ。しかし、このコケを愛でる文化を発達させた国がある。それが日だ。この国ではなんと1000年以上前からコケの存在に意味が見いだされ、日文化特有の美意識「わび・さび 」とも結び付けられてきた。その結果、コケは日文化を語る上で重要な植物となっており、なんと国歌にまで登場する。 現代の生活においても、日ではコケは日常生活に深く入り込んでいる。ぶらりと街を歩けばコケ玉やコケインテリを見かけ、旅行雑誌を手にとれば原生的なコケの風景を楽しむツアーもある。ちょっと奮発すれば、和風料亭でコケに覆われた日庭園を眺めながら事もできる。近年はコケへの注目度がさらに高まり、コケを愛

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