盗作疑惑が指摘された東京芸大大学院生の勝海麻衣さんについて、銭湯絵師見習いとなった経緯にも、ネット上で異論が出ている。勝海さんより前に、銭湯絵師に「弟子入り」していたと主張する人物が、ツイッターで発言したのだ。 これに対し、勝海さんの師匠側は、「ないことをいっぱい書かれている」と反論しており、主張が食い違っている。 ■銭湯アイドルの漫画家が「弟子を追い出された」と主張 勝海さんについては、イベントで書いた虎の絵が、イラストレーターが描いた絵と酷似していると話題になり、J-CASTニュースでも3月29日に「『銭湯絵師』見習い女性に盗作疑惑 イラストレーター激怒で謝罪」と報じた。この問題では、勝海さんは、ツイッターで謝罪したが、絵を描き写したかどうかについての言及はなく、2019年4月2日夕現在も、沈黙したままだ。 その後、犬を描いた別の絵でも、オーストラリアの写真家Kirsten Bower
お笑い芸人・ハライチの岩井勇気による初めての連載エッセイ。お笑いのこと、ラジオのこと、アニメのこと、この世界のこと……独自の視点で日常に潜むちょっとした違和感を綴ります。今回のテーマは「同窓会」です。 *** 人が集まるようなパーティや飲み会が苦手だと以前のコラムに書いた。それに当てはまるのだが、僕は誘われてもなるべく行かないようにしているものがある。同窓会だ。 僕の地元は埼玉県なので、上京した同級生も40分も電車に乗れば地元に帰れるからか、同窓会が年1回ぐらいの頻度で行われている。一般的な同窓会の開催頻度はわからないが、僕はそれがハイペースだと思っている。 僕がなぜ同窓会が苦手か。理由はいくつかある。 まず、同級生同士で集まった時の話題が毎回一緒なのだ。同窓会の序盤は自分と久しぶりに会った友達との現状報告。それが終われば「○○と××が付き合ってたよなー」「あの時の○○のあれ面白かったー」
オリエンタルラジオ・中田敦彦さんが、子育てや夫婦関係について語る連載「イクメンアップデート中」がリニューアル! タレントの福田萌さんを妻に、5歳と1歳の子育て中でもある中田さん。わが身で働き方改革を実践するなど、「時代をけん引するDUALなパパ」として発信していました。ところがここにきて、方針を大転換。「(自分が夫としてやってきたことは)真逆だったのかもしれない」と、「良い夫をやめた」宣言が飛び出しました。中田家に、一体何があったのでしょうか…。 僕は、良い夫であることも、良い夫であろうとすることも、やめました。 日経DUALで連載を始めて2年半、僕ら世代の家族が幸せになるための方法論を、仮説と実践を繰り返しながら探ってきました。最も力を入れていたのは、働き方改革です。 「仕事量を減らして、家族といる時間を増やして育児をする」。ワーク・ライフ・バランスを求める妻の声と世の中への解決策を追求
毎年、中国から日本にたくさんの観光客がやってくる。彼らに日本の感想を尋ねれば、「日本はすごい」「日本がうらやましい」等と口々に賞賛するだろう。しかし、経済が急成長している現在の中国人の目から見て、本当に「すごい」と思っているのだろうか。中国在住17年目の筆者があえて本音を聞いてみると、辛辣で意外な感想が次々と出てくるのである。(作家 谷崎 光) ● 中国人はあまり豊かには感じない現在の日本 日本人は“社交辞令”を真に受けすぎ!? 「あまり豊かじゃないけど、日本て、いい国よね」――。 北京の友人宅のパーティーで、中国人たちが何度も行った日本旅行の感想を話していた。話に夢中で(日本人の)私が横で聞いているとは思っていない。私にはいつも絶対、日本のいいところしか言わない。 (あまり豊かな国じゃない、か……) あらためて聞くと、やっぱり、ちょっとショックだった。 私は中国在住でよく知らなかったのだ
「東大に入る子」は、小学校入学前のお母さん次第で決まっている 東大生に早生まれが少ない理由は、ここにあった! 30年以上受験勉強法の本を書き、それに基づいた通信教育や、東京大学、医学部合格のための専門塾などを経営してきて、最近気づいたことがある。確かな実績に基づく受験テクニックやデータからまとめた勉強法の話をしても、学生たちに響いていない気がするのだ。 むしろ、「東大出て医者になったような頭のいい人の言うことを、僕たちが実践したって、どうせうまく行くはずがない」「もともと頭が悪い私なんかが成功するわけがない」という、ハナから諦めている空気を感じることのほうが多い。 それが大きなまちがいであることを伝えなければならないという、使命感のようなものが強くなってきた。というのも、少しだけ「自己評価」や勉強法を変えただけで、短期間に成績を伸ばして東大に合格し、その後、社会に出て素晴らしい活躍をしてい
今年6月に兵庫県尼崎市で初めて確認されて以来、全国各地で相次いで見つかっている強い毒性を持つ外来種の「ヒアリ」。国内で初めてヒアリに刺される被害にあった福岡市の男性(33)が8月2日、BuzzFeed Newsの取材に、刺されたときの痛みや状況を語った。【BuzzFeed Japan / 伊吹早織】 男性がヒアリに刺されたのは7月27日。3年前から派遣社員として月に1、2回ほどコンテナの荷下ろし作業に携わっており、この日もたまたま馴染みの会社に声をかけられた。 午前10時ごろ、福岡市博多区内の事業所に出勤。7月24日に中国から博多港に陸揚げされたコンテナから荷物を運び出し始めたところ、段ボールを持ち上げた左腕に激しい痛みを感じた。 「刺された瞬間、ジガアッ、ジガアッ、ジガアッってガスガンで打たれたような痛みが走って、危うく荷物を落としそうになりました。クラゲに刺されたときみたいに連続して痛
「文学部の学問が本領を発揮するのは、人生の岐路に立ったときではないか、と私は考えます」。今年3月、大阪大学の文学部長が卒業セレモニーで述べた式辞が、ツイッターで話題になっています。世間からの「文学部って何の役に立つの?」という声に対する考えを語ったものです。どんな思いが込められているのか? 話を聞きました。 【画像】式辞全文はこちら。「税金を投入する国立大学では…」「人間として自由であるためには…」など 大阪大学文学部長で、大学院文学研究科長も務める金水敏さん。話題になっているのは、今年3月に開かれた文学部・文学研究科の卒業・修了セレモニーでの式辞です。 「みなさま、本日はご卒業・修了まことにおめでとうございます」と始まり、ここ数年間の文学部・文学研究科をめぐる社会の動向について、「人文学への風当たりが一段と厳しさを増した時期であったとみることが出来るでしょう」とふり返ります。 「税金
人間と同様、アリも戦争をする。サハラ砂漠以南のアフリカに生息する黒く小さなマタベレアリ(Megaponera analis)は、しばしば大好物のシロアリと激しく衝突する。 【動画】傷ついた仲間を助けるアリ おなかをすかせたマタベレアリは、決死の覚悟でシロアリの塚をこじ開け、暗闇に飛び込む。 ところが、最新の研究によれば、マタベレアリには戦死者を減らす戦略があるという。負傷した戦友を巣に連れ帰るというもので、ほかのアリには見られない行動だ。 研究を率いたドイツ、ビュルツブルク大学のエリック・T・フランク氏は、傷ついた兵隊アリを丁重に扱っているようにしか見えないかもしれないが、この行動にはきちんとした意味があると強調する。フランク氏はアリ学の専門家だ。 「間違いなく、コロニーの利益になります。負傷したアリたちはまたいずれ奇襲攻撃に参加でき、コロニーの一員として機能するためです」。コート
● 広がる「子ども食堂」は 子どもの貧困を解決できるのか? 2017年3月20日、三連休の最終日となった春分の日の午後、シンポジウム「子どもの貧困対策の未来 子ども食堂をこえて」が大阪市で開催された。主催したのは、大阪市生野区を中心に活動する「生野子育ち社会化研究会」。直接支援を行うNPOや研究者など、子どもの成育に関わる多彩なメンバーで構成された民間研究会だ。私自身も、本連載で研究会の活動を紹介したことが契機となり、昨年末より研究会の一員として活動している。 「子ども食堂」がブームとなる一方で、子どもの貧困問題が大きく改善する気配はない。子どものいる家庭の生活保護基準は、引き下げの検討や実施が続いている。また教育に関しても、財務省はより一層の削減を求めている。国レベルの予算削減が続き、深刻化していく子どもと親の貧困そのものを解決する力は、現在の「子ども食堂」にはないことを認めざるを得
1990年代にアイドル歌手として活躍した平松まゆきさん(40)が司法試験に合格し、1月に故郷大分で弁護士事務所を開いた。法科大学院時代は何度も自主退学が頭をよぎり、試験前は大声で泣いたという。自らを奮い立たせたのは、アイドル歌手に通じる「困っている人を勇気づけたい」という思いだった。 【画像】CMに出演していた1989年当時の平松さん 大分県別府市生まれ。アイドルを夢見ていた12歳の時、菓子メーカー「東ハト」のCMモデルコンテストでグランプリを受賞。憧れの芸能界に足を踏み入れた。15歳で単身上京。芸能事務所に入り、高校生で歌手活動も始めた。デビュー曲「たかが恋よされど恋ね」は人気テレビ番組「世界ふしぎ発見!」のエンディング曲に採用されたほか、ラジオ番組にレギュラー出演するなど活動の幅は広がっていった。 でも-。「これでいいのかな」。安定しているとはいえない芸能活動。勉強をおろそかにせず
「アンチエイジングって言葉が、大嫌い」。女性誌の対談で、こうハッキリと時流に反旗を翻した人気女優の小泉今日子さん(50)と社会学者の上野千鶴子さん(68)の発言に、女性の共感が広がっている。テレビでは若づくりの「美魔女」がもてはやされてきたが、これに徹底抗戦する構えだ。一体何が起きているのか--。【横田愛】 小泉さんと言えば、アイドル時代の輝きが加齢とともに増すイメージで、2000年の化粧品コマーシャルのキャッチコピーは「さびない、ひと。」。アンチエイジングの女神にもなれそうな立場だが、表面的な「若さ信仰」にモノ申したのだ。 注目の対談は、40代向け女性誌「GLOW」(宝島社)9月号に掲載された。「アンチエイジングって言葉が、大嫌いなんです」と切り出した上野さんに、小泉さんは日ごろの思いを爆発させるかのように、次のように語った。 「私もです。ずっとアイドルの仕事をしてきて、30代の半
【AFP=時事】ファストフード大手、ケンタッキーフライドチキン(KFC)の極秘だったレシピはもはや秘密ではない?世界中に展開するKFCの看板商品フライドチキンの衣に使われるハーブとスパイスのレシピは極秘とされているが、米紙シカゴ・トリビューン(Chicago Tribune)が、偶然の成り行きでそのレシピを発見したかもしれないと報じた。味の決め手は白コショウだという。 【関連写真】味は秘伝のKFCチキン シカゴ・トリビューンによると、同紙の記者がKFCの創業者ハーランド・サンダース(Harland Sanders)氏が75年以上も前に初めてフライドチキンを提供したケンタッキー州(Kentucky)の小さな湖畔の町コービン(Corbin)を取材のために訪れたところ、現在もその町で暮らすサンダースのおい、ジョー・レディントン(Joe Ledington)氏(67)と出会った。レディントン氏は
小学生のちょっぴりぜいたくな夢を、風に乗った風船がかなえてくれた。「大きなステーキをまるごと食べたい」。そんな願いを書いた紙を添えて、福岡市西区の愛宕浜小2年山口怜音(りおん)君(8)が今月4日、学校から飛ばした風船は2日後、約120キロ離れた大分県豊後大野市で畜産業を営む夫婦宅に舞い降りた。「牛を育てる家に風が運んでくるなんて、縁でしょうかね」。山口君に極上のステーキ肉が届いた。 【話題】九州→東北1117キロ、ハトが速さ競う 分速約1726メートル! 山口君の風船は、学校創立20周年行事として全校児童470人の風船と一緒に青空に舞った。「ケーキ屋さんになりたい」「警察官になる」…。児童たちは思い思いの夢を紙に書いて風船にくくり付けた。ステーキが大好物の山口君も素直に気持ちをつづった。 「風船が飛んできたぞ」。豊後大野市朝地町の安藤大作さん(55)が父から連絡を受けたのは6日。風船は庭
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