VPNサーバー機能を持つルーターとDDNS設定が必要 最近は喫茶店に入ってもバスに乗っても、無料利用できる無線LANが用意されている。だが、その多くは暗号化されておらず、情報漏えいのリスクを拭い切れない。そこで利用したいのが、ルーターが用意するVPN機能だ。端的に説明すると、通常「デバイス→無線LANアクセスポイント→インターネット」のところ、VPN機能を使うと「デバイス→無線LANアクセスポイント→VPNサーバー→インターネット」という流れでアクセス可能になる。 VPNの詳細は割愛するが、先の説明を元にするとデバイスからVPNサーバーまでトンネル(L2TP)を通し、パケットを暗号化(IPsec)することで安全な通信を担保する仕組みだ。 VPN環境を整えるには、VPNサーバー機能を備えるルーター、そして外出先からルーターにアクセス可能にするためのD(ダイナミック)DNSが必要になる。DDN