日経SYSTEMSの2014年1月号特集2「現場の困ったシーンで役立つロジカル説得術」は、開発者側とユーザー側のギャップの具体例と、そのギャップを埋めてフィットさせるための事例が示されていて、興味深く読んだ。記事中に挙げられていた「あの画面はこう変えたい」「すべての問題を早急に解決せよ」といったシーンは、多くの開発者が体験することだろう。 特集ではロジカル説得術のポイントも提示していた。(1)相手にとっての問題、(2)判断基準、(3)提案がもたらす相手にとってのメリット、(4)提案に潜むリスクへの対策―の四つである。これらはコミュニケーションや交渉の基本である。これらが問題解決に大いに役立つのは間違いない。これに加え、開発側とユーザー側のギャップが発生するメカニズムを把握していれば、説得術に磨きがかかるはずだ。 開発の各フェーズで「現場の困ったシーン」は発生するが、中でも多いのはユーザーが
IT業界にいたのは10年ほどです。最初は金融系のSIer(システムインテグレータ)に就職しました。ある金融機関のメインフレーム保守担当として、COBOLのプログラムを書いていました。 ただ、その顧客企業に特有の業務にばかり詳しくなってしまい、「技術者としてつぶしがきかなくなる」と感じたため、2~3年後に第2新卒でベンチャー企業に転職したんです。 その後は、外資系IT企業などいくつかの企業を転々としました。その間に、UNIXやLinuxなどのITインフラ、データベース、ネットワーク、アプリケーション開発など広範に体験させてもらいまいた。その後、いつのまにかラノベ作家になっていました。 いやいやいや、いつのまにかということはないでしょう。どのようなきっかけで作家に転向したんでしょうか。 実は、勤めていた外資系企業が、円高などの環境変化で受注が減り、社内で仕事がなくなってしまいまして……。時間が
このエントリーは、『DevLOVE Advent Calendar 2013 「現場」』の59日目の記事になります。 ※詳しくはコチラ→ http://devlove.doorkeeper.jp/events/7039 mfks17さんの華麗なバトンを受け、DevLOVE Advent Calendar 2度目のエントリーです。なので自己紹介は省略します。詳しくは前回のエントリーをご覧下さい。 最近芽生えた疑問 今回敢えて2度目のエントリーをして「現場」の話を書きたいと思ったのは、「現場」という言葉を、エンジニアが自分たちを理解してくれない上司やマネージャを批判するための言葉として使っている人が多いなと改めて感じたためです。 実は私自身も昔、自分の能力を「正当に」評価してくれないマネージャに対して、「もっと現場を見て下さい」と言っていたことがあります。(ここでの「正当に」とは、自分の能力に
エンジニアなら誰でも突貫工事に喜びを見出した経験がある。深夜2時の夜食を共にした同僚のことは、その職業人生を通じて忘れることはない。しかし、そこにいかなるドラマがあろうとも、突貫工事は例外である。これを常態としてはならない。 メーカーの組込みプログラマとしてエンジニアのキャリアをスタートした私は、「よい製品はよいプロセスから生まれる」ことを頭に叩きこまれた。素晴らしい製品を生み出す工場は静かである。常に誰かが大声で叫んでいるような工場には明らかにプロセス上の問題が認められ、素晴らしい製品を生むことは決してない。 本物のエンジニアは突貫工事を好まない。突貫工事とはプロセス上の誤りであり、つまり誰かが大声で叫ばなければならないということだからである。エンジニアの仕事は計画され、コントロールされたものでなければならない。 長時間労働によって成果を生み出そうとすることも、やはり例外としなければなら
ヘッドハンターの目に留まるエンジニアとは?:ヘッドハンター丸山の「いつか、あなたに逢いにいく」(1)(1/2 ページ) 年収1500万のエンジニアと800万円もかなわぬエンジニア。技術レベルが等しい2人の差はどこにあったのか―― ヘッドハンター歴20年のトップハンターが指南する、ヘッドハンティングされる人材とは? 同じ技術レベルでもオファーのある人・ない人の違いとは? 最近、ITエンジニアのキャリアを考える上で実に興味深い転職事例がありました。Webエンジニアのキャリアが長い、2人のエンジニアのお話です。 Aさんは36歳。年収800万円以上を希望して転職活動をしていたのですが、なかなか転職先が決まりません。対して、同じく36歳のBさんは年収1500万円で将来の役員候補という破格のオファーがあり、すぐに転職が決まりました。 AさんとBさんは、いったい何が違ったのでしょうか。 Aさんは大手SI
IT用語ってちょっとアレな単語多くない!? そんなふうに思ったことはないだろうか? 本企画は、電撃文庫の異色作『なれる!SE』の主人公&ヒロイン、桜坂工兵と室見立華による“中二っぽい”IT用語の解説コーナーだ。なれる!SEはシステムエンジニアの過酷な実態をコミカルに描いた作品。本編と合わせて読むとなお楽しい!? (毎週木曜更新予定) 2014年01月30日 18時00分 トピックス 最終回 IT業界の夢とロマンが詰まった、最終回なIT用語! システムエンジニアの過酷な実態をコミカルに描く電撃文庫の異色作『なれる!SE』。本企画は、その主人公&ヒロインである桜坂工兵と室見立華による“中二っぽい”IT用語の解説コーナーもついに最終回! 2014年01月23日 18時00分 トピックス 第43回 業界人は軍事用語好き? やっぱり中二病なんですかね、なIT用語 今日は……重大なお知らせがあります!
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