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  • メスティンで炊き込みご飯を自動炊飯。缶詰を使った簡単レシピ付き! - 森の奥へ

    メスティン買いました。 前から気になっていたんですが、背中を押してくれたのは、『ENJOY ! OUTDOOR』(アジェット・コレクション・ジャパン)という雑誌です。 第1号の付録がウッドストーブ、続く第2号の付録がメスティンでした。 書店で見つけて、第1号と第2号をセットにして衝動買いしました。 上の写真、上がウッドストーブ(中の青いのは固形燃料)、下がメスティン(浸水したお米が1合入っています)です。 ところで、メスティンというというのは、炊飯も料理もできる洋式飯ごうのこと。キャンプ用品です。アルミ製の体と蓋、ハンドル(持ち手)というシンプルな造りですが、熱効率がとても良いため、普通の電気炊飯器よりも美味しくご飯が炊けます。 しかも、炊くときに使うのが固形燃料。1合のご飯なら、固形燃料1個で炊きあがります。ウッドストーブに固形燃料をセットしてメスティンを乗せたら、チャッカマンで固形燃

    メスティンで炊き込みご飯を自動炊飯。缶詰を使った簡単レシピ付き! - 森の奥へ
    mashley_slt
    mashley_slt 2022/08/11
    最初は飯盒派だった私ですが、メスティンの使い勝手のよさから最近のキャンプはメスティンばかりになってきました(笑)炊き込みご飯アレンジいいですね!缶詰ならアウトドアでも気軽に持っていけて片付けも楽♪
  • 一緒に帰ろう - 森の奥へ

    六月九日朝、夢を見た。 父の夢だ。 そうだ、今日は父の命日だった。 あの日の午後、危篤の報を受けて駆けつけた病室で、父にはまだ息があった。何人かのナースが病室の父の周りに集まっていた。 そして次々に家族が駆けつけ、みんなが揃ったのを見届けるようにして父は逝った。 夢に出てきた父はの顔をしていた。ほかの誰もがの顔をしていた。あの日病室に駆けつけてくれたドクターもナースもの顔をしていた。顔はだが、みんな二足で立って歩いている。歩くどころか、立ってしゃべってさえいる。 のドクターやナースがしゃべっているその声は人の声で、都合の良いことに日­語だった。声のトーンや口調で性別も分かった。顔はでも、それが誰なのか見分けることができた。 私は毎夜夢を見る。夢にはいつもが現れる。違う、の顔をした人が現れる。みんなの顔だ。当のかもしれないが、人かかは声を聞けば分かる。当のなら

    一緒に帰ろう - 森の奥へ
    mashley_slt
    mashley_slt 2022/07/30
    お父様は天国で猫さんたちと楽しく過ごされているのかもしれませんね(ΦωΦ)亡くなった方が好きだったものは、思い出すきっかけになりますよね。畑仕事をすると、祖父母の後ろ姿が頭をよぎります(^^)
  • 気持ちの良い朝 - 森の奥へ

    実は人間以外にもしゃべることができる生き物がいる。 数日前、私はそれを知った。 その日は休日だった。 休日の朝は庭に出て、家内が育てる花々や私が植えた野菜たちが朝日を浴びて輝く様子を眺めるのがいつものことだった。 その朝、庭に出た私に聞こえてきたのは誰かの話し声だった。初めて聞く声だった。 小鳥たちのさえずりかと思ったが、もう少し優しい声だった。 虫の羽音かとも思ったがもう少し大きな声だった。 息を止めて耳を澄ます。 声はすぐ目の前から聞こえてきた。 そこにはサフィニアの花と大根の花が咲いていた。 大根にも花は咲く。春の七草のひとつに数えられるすずしろがそれだ。秋に植えた大根が大きく育つのを待つうちにべる機会を逃してしまい、そのままにしていると、トウが立ち花が咲いた。 サフィニアは太陽の陽射しを浴びて、笑うように花びらを広げていた。 声は確かにサフィニアと大根の花との間で交わされている。

    気持ちの良い朝 - 森の奥へ
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    mashley_slt 2022/07/27
    時々育てている植物の元気がなくなると、「水が足りないよ〜」とか「吾輩は日光不足である!」とか喋ってくれたらいいのにと思うことがありますが、もしかしたら聞こえてないだけなのかもしれないって思いました。
  • 見えるもの、見えないもの。 - 森の奥へ

    見えるもの、見えないもの。 見える。見えている。見えていない。見えない。 幸せ、不幸せ。 確か、不確か。 ある、ない。 わたし、あなた。 過去、未来。 今そこにあるもの、前からそこにあるもの、あろうとするもの。 ほんとうは今はそこにないかもしれないもの。 この先見えなくなるかもしれないもの、ここから消えようとしているもの、今そこにないもの。 消えたばかりなのかもしれないし、もともとなかったのかもしれないし。 生きるもの、生きないもの。 生きる。生きている。生きていない。生きない。 信じる、信じない。 疑う、疑わない。 思う、思わない。 わかる、わからない。 知る、知らない。 生まれる前は知らない。その後も知らない。 なんにも知らないのに生きている。 ただ生きている。 が笑う。 よければtwitterものぞいてみてくださいね。山 (@keystoneforest) | Twitter

    見えるもの、見えないもの。 - 森の奥へ
    mashley_slt
    mashley_slt 2022/07/02
    ◯☓、ありなし、可不可などどっちかで判断しようとしてしまい、時にはその選択に悩むことがあります。でもそんな事考えてなくても生きている事実は変わらないなと思いました(^^)
  • 網戸は窓じゃない。 - 森の奥へ

    暑苦しい午後の部屋。 窓を開ける。 網戸が閉まっている。 窓を開けても網戸は閉まっている。 網戸の網の目が目に入る。 網の目だけが見えてくる。 網の目モザイクに見えてくる。 窓の外にあったのは青かった空。 その青はなくなった。 網の目モザイクの青白さが見えるだけ。 あったはずの空をもう一度見たい。 目を凝らす。 網の目が消え空が現れる。 ほんとうの青い空。 網戸を開ける。 青い空と蚊が入ってくる。 蚊の羽音が入ってくる。 羽音が耳元に届き大きくなる。 次々に羽音が殖えてゆく。 窓を閉める。 羽音が消え、風が止み、首の後ろが痒い。 すりガラスの窓。 青い空も網の目もすりすりに変える。 ガラスの向こうに何があるのか見えやしない。 風の代わりに扇風機を回す。 ちがう。 扇風機の羽根を回す。 回ると羽根が見えなくなる。 羽根を見ると目が回る。 吹いてくる風は暑苦しい。 扇風機を消して窓を開ける。

    網戸は窓じゃない。 - 森の奥へ
    mashley_slt
    mashley_slt 2022/06/21
    網戸越しに目を凝らすと、ふっと網戸が消えて空が見えた体験したことあります☺️人間は何を見るかを脳がコントロールしてるのかなと思った瞬間でした🧠
  • 春の月枝ひとつづつ照らしをり ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    俳句の投稿を何回かしました。 結果は全然です。 けれど、もう少しだけ続けてみます、、、 今回は2月7日から2月11日までのtweet句です。 どうぞよろしくお願いします。 空つ風引き裂き膝小僧走る 空っ風が吹き抜ける公園を膝小僧が走っていきます。膝小僧は年中半ズボン年中半そで。膝小僧が履いているは右へ左へボールをドリブルし、ぐんぐん前に進ませてゴールに迫ります。キーパーの手は大きく広げられ、シュートコースを遮ります。膝小僧はその少し横を狙って素早く強くボールを蹴り出します。直後、膝小僧の右の拳は小さくガッツポーズを作りました。 空つ風引き裂き膝小僧走る 山人 #俳句 #haiku #空つ風 pic.twitter.com/721XoOhSAM— 山🐾 (@keystoneforest) 2022年2月6日 迷ひの目光る寒夜の底に は光る目が良いですよね。それと、もちろん肉球も。寒

    春の月枝ひとつづつ照らしをり ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    mashley_slt 2022/03/20
    「迷ひ猫の目光る寒夜の底に」目が合う瞬間を想像しました(*^^*)抱っこしたいのに逃げていく気持ちわかります(^_^;)美人さんだにゃあと思って近寄ると去っていく…(;´∀`)
  • 初空に白一直線雲走る ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    3月を迎えました。2月末から始まったロシアによるウクライナ侵略はいまだ先行きが見通せない状況です。考えもしないような怖ろしいシナリオが用意されているようで気味が悪くてなりません。わたしたちは戦争戦争との間にはさまれた束の間の休憩時間に暮らしていただけなのかもしれない、そう思い始めてもいます。新型コロナによるパンデミックが治まらないなか、こんな事態が訪れるとは思ってもいませんでした。 わたしの俳句記事は遅ればせながら、ようやく今年初詠みの句を記事にするところまでたどりつきました。 1月5日から23日までにtweetした句は、阪神淡路大震災を詠んだもので、先に 冬閑か震災といふ非日常 ~阪神淡路大震災から27年~ - 森の奥へ でまとめてご紹介しました。 今回は、1月4日の句と1月24日から1月27日までのtweet句です。 どうぞよろしくお願いします。 初空に白一直線雲走る この句は「初空

    初空に白一直線雲走る ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    mashley_slt 2022/03/05
    「特別な朝などなくてされど春」これはすごくよくわかります(*^^*)この前山で「ホーホケキョ」と鳴く声で起こされたのですが、何か予定があったわけではないのにその日一日がウキウキした気分になりました(^^)
  • 寒波襲来厚き衣着るエビフライ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    大急ぎで俳句の在庫一掃をはかっています。 今回は去年の12月24日から28日までのtweet句です。 これでやっと、このブログも年を越せます(^^; 人気ゲーム機入手難迫る聖夜 今は昔、ウィイというゲーム機あり。 ある年の聖夜、息子の願いの品を探す父あり。 息子の願いはウィイで使う、フィットというゲームソフトであるらし。 父それを探す。 されど、探せど探せど、その品見つからず。 迫る聖夜。焦る父。 街々のゲーム機を商う店頭には近日入荷の報あれど、入荷日定かならず。 迫る聖夜。焦る父。 息子の願いの品、とうとう聖夜に間に合わず。 その日より、息子、聖夜の奇跡を疑い始めたり。 人気ゲーム機入手難迫る聖夜 遠野山人 #俳句 #haiku #聖夜 pic.twitter.com/4h1P5dT0xm— 山🐾 (@keystoneforest) 2021年12月23日 にほんごのおてがみよめたサ

    寒波襲来厚き衣着るエビフライ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    mashley_slt 2022/02/23
    ② にほんごのおてがみよめたサンタさん これ可愛いですね(^^)昔、フィンランドのロバニエミに行ってサンタに会いましたが、昔日本に滞在していたそうで日本語をバリバリ話していました。だからきっとわかります!
  • 毛虫くんみんな元気かい落ち葉訊く ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    俳句のtweetに記事の更新が全然追いついてないので、、、相変わらず記事の更新をサボっているからですが、、、12月9日から12月23日までにtweetした一日一句を端折って記事にさせていただきます(^^; この期間、2週間分のtweet15句からの5句です。 よろしくお願いします。 露天風呂の湯気立ち昇るオリオンへ 次の句にも露天風呂が出てきますが、この二句とも、題材探しと気分転換を兼ねて銭湯に出かけたときに詠んだ句です。神戸の銭湯(公衆浴場)の料金は大人450円ですが、同じ料金で天然温泉を使った源泉掛け流しのお湯を楽しめる銭湯が市内に何軒かあります。 自宅から車で10分ほどのところにある「六甲おとめ塚温泉」がわたしのお気に入りです。 otomeduka.com 何句かイメージはつかめたものの、お風呂の中ではメモを取る術もなく、忘れないように何度も頭の中で繰り返しなぞりました。そのせいで、

    毛虫くんみんな元気かい落ち葉訊く ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    mashley_slt 2022/02/13
    「露天風呂の湯気立ち昇るオリオンへ」これ素敵ですね(^^)頭に情景が浮かんできて温泉に行きたくなりました!寒い冬の露天風呂って入る前は二の足を踏むんですが、入っている時は湯気や夜空の美しさに惚れ惚れします
  • 言葉があってもその意味を共有できないなら、思いはすれ違ってしまう **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート33 - 森の奥へ

    備忘録として、自分の思いを書き留める場として、小説創作を発表する場としてブログを始めたのに、しばらく俳句記事ばかり書いていました。 tweetした俳句をまとめるのに精いっぱいで、それ以上書く時間がないです、、、というのが言い訳でした。 でしたが、実は最近は仕事を早く切り上げて退勤する日が増えてきているのです。 その理由を書き始めると、話がそれていきそうなのでここでは省略しますが、コロナ禍の昨今、早く職場を出ても寄り道する場所はあまりありません。 ですので、職場から自宅に一直線。以前よりは1時間から2時間くらい早く帰宅できています。 なので、書く時間はあるのです。 書かずに、ただ吞んだくれているだけです、、、 ということで、三連休なので、久しぶりに俳句以外の記事を書きます。 今回は、ブログを読ませていただいて頭に浮かんだあれこれを書き連ねていている「山ノート」編です。 美しく凍った氷柱を割

    言葉があってもその意味を共有できないなら、思いはすれ違ってしまう **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート33 - 森の奥へ
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    mashley_slt 2022/02/11
    言葉に頼ることの恐ろしさは便利になった今だからこそ実感しています。顔を合わせないで仕事のやり取りをすることがあるので、言葉の一言一句に反応して深く考えてしまうことも多々…(^_^;)難しいなあと…
  • 裸木の固き蕾の先に天 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    句集を買いました。 『自選自解 山口誓子句集』(白凰社)です。 誓子自身が選んだ俳句215句に、やはり誓子自身による解説を加えた句集です。 巻末には「わたしの俳句のつくり方」という文章も添えられています。 この一文を読みたくて、このを買うことにしたのです。 俳句の解説も含めて、とても興味深い内容でした。 ですが、それについてはここでは触れません。 またいつか機会があれば紹介しようと思います。 山口誓子句集―自選自解 (1969年) (現代の俳句〈5〉) 作者:山口 誓子 白凰社 Amazon 山口誓子は、以前の拙記事 何を追ふ地下道を往く木枯らしや - 森の奥へ  のなかで好きな句の一つとしてご紹介した「海に出て木枯帰るところなし」の作者です。 山口誓子やまぐちせいし(1901―1994) 俳人。明治34年11月3日、京都市に生まれた。名新比古(ちかひこ)。旧制三高を経て東京帝国大学法

    裸木の固き蕾の先に天 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    mashley_slt 2022/02/05
    「猫に訊く冬の陽射しの通り道」これはすごくわかります!近所の猫がたまに来てくれるのですが、庭の一番日当たりがいい場所にいます(^^)それで日の高さや季節がわかるので、もしかしたら教えてくれているのかも♫
  • 冬空に鳥啼き交はす今日は晴れ 〜教育実習生担当日誌⑷ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    年があらたまってすでに十日近く過ぎてしまいました、、、が、ようやくブログ更新できました。 あけましておめでとうございます。 令和4年初投稿は、相変わらず俳句の記事です。教育実習生担当日誌は年をまたいでしまいましたが、今回で終わりです。 今年もどうぞよろしくお願いいたします🐾 ※写真は自宅から撮った今年の初日の出です(2022年1月1日7時18分)。 教育実習日誌に書いたわたし(指導教官)側の文章を、備忘録として、そして40年ほど前に教育実習生だったわたし自身への応援メッセージとして書き残しています。 教育実習は2週間(10日間)。その最後の日になりました。 1日目から9日目はこちらに書きました。→捨ての小さき肉球いわし雲 〜教育実習生担当日誌(1) - 森の奥へ 秋深けてまだ生きてをり螽斯 〜教育実習生担当日誌(2) - 森の奥へ 地球ごと埋め尽くしたる落ち葉かな 〜教育実習生担当日誌

    冬空に鳥啼き交はす今日は晴れ 〜教育実習生担当日誌⑷ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    mashley_slt 2022/01/15
    どれも素敵な句ですが、トップにあった「今日生きる先に明日がある」というメッセージにもぐっときました^_^1日1日を大切に生きたいです♪
  • 地球ごと埋め尽くしたる落ち葉かな 〜教育実習生担当日誌⑶ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    教育実習日誌に書いたわたし(指導教官)側の文章を、備忘録として、そして40年ほど前に教育実習生だったわたし自身への応援メッセージとして書き残しています。 教育実習は2週間(10日間)。7日目からの記録です。 1日目から6日目はこちらに書きました。→捨ての小さき肉球いわし雲 〜教育実習生担当日誌(1) - 森の奥へ 秋深けてまだ生きてをり螽斯 〜教育実習生担当日誌(2) - 森の奥へ 7日目 (教育実習の先生は実習期間中に一度、他の先生方にも参観してもらって授業を見てもらう機会を持たないといけないことになっています。この日はその研究授業の日でした) 研究授業お疲れ様でした。授業については反省会でお話しした通りです。今回はコミュニケーションが取れる生徒たちとの授業でしたが、特別支援学校の肢体不自由部門ではコミュニケーションをとるのが難しい生徒の方が多数です。校での実習はあと数日となりました

    地球ごと埋め尽くしたる落ち葉かな 〜教育実習生担当日誌⑶ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    mashley_slt 2021/12/11
    「写メ撮られ焦る我の後ろに月」これは私も経験あります(;´∀`) 私は風景の写真を撮るのは好きなんですが、自分が撮られるのは苦手で(;´∀`)
  • 何を追ふ地下道を往く木枯らしや ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    わたしの住む神戸・六甲山南麓に木枯らしが吹いたのは11月のはじめでした。 角川学芸出版『角川俳句大歳時記』には 凩【こがらし】木枯(こがらし) 冬の初めに吹く強い北風である。語源は「木を枯らす」とも「木の嵐」ともいわれるが、どちらにしても木にかかわりがある。この風が吹くと、枝の木の葉は残らず飛び散り、散り敷いた落葉もところ定めずさまよう。 とあります。 わたしは「木枯らし」と書きましたが、「木枯」と書くと「木を枯らす」という意味、「凩」と書くと「木の嵐」という意味が鮮明になるのでしょう。 枝の木の葉を残らず吹き飛ばし、木を枯らしてしまう風。改めて意味をたどると胸に迫るものがあります。 木枯の句に好きな句が二つあります。 海に出て木枯帰るところなし(山口誓子) 木枯一号アンドロメダを吹き落とす(土見敬志郎) 山口誓子の句は現代国語の教科書か何かで知りました。 山から吹き下ろす木枯が勢いよく海

    何を追ふ地下道を往く木枯らしや ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    mashley_slt 2021/11/27
    木枯らしって物寂しいイメージがあったのですが、アンドロメダの句や地下道の句を拝見してイメージが変わりました!爽快で、追いかけると新しい場所に連れて行ってくれるようなワクワク感がありますね😊
  • 捨て猫の小さき肉球いわし雲 〜教育実習生担当日誌⑴ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今回の前段は俳句のこととは全然関係ありません。 何年ぶりかで教育実習生の担当をすることになりました。期間は2週間です。 実習期間中は、その日の振り返りを口頭で行うだけではなくて、実習日誌を介して、文章でのやりとりも毎日行います。 その日誌に書いたわたし側の文章を備忘録として、そして、40年ほど前に教育実習生だったわたし自身への応援メッセージとして書き残しておこうと思います。 1日目 生徒たちとの関わり方について、すぐにコミュニケーションがとれる即効薬のようなものはないと思います。けれど、S先生(実習生さん)の強みは生徒たちと年齢が一番近いということです。わたしたち教師には絶対に敵わない強みです。そうしたことに生徒たちは敏感です。心の垣根を低くして、心を開いてくれる一瞬が必ずあると思います。その一瞬を経験するだけでも、S先生にとって大きな成果になると思います。実習期間は短いですが、何か一つで

    捨て猫の小さき肉球いわし雲 〜教育実習生担当日誌⑴ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
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    mashley_slt 2021/11/20
    素敵なメッセージですね(^^)見えない子供たちの声をキャッチするのは本当に大事だと思います。私も昔教育実習に行った時のことを思い出しました。あの時授業に参加してくれた子供たちの笑顔を今でも覚えています(^^)
  • 秋探す子らの声公園笑ふ - 森の奥へ

    サブブログ「飛ぶコタツ」で記事を投稿しました。 yamahito.keystoneforest.net よろしければお訪ねください。 よければtwitterものぞいてみてくださいね。山 (@keystoneforest) | Twitter🐾@森の奥へ 似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。

    秋探す子らの声公園笑ふ - 森の奥へ
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    mashley_slt 2021/11/06
    画像と一緒だとさらにイメージが湧くので、素敵な掲載方法ですね(^^)ヴィヴァルディの句が特に好きです♪
  • 木の葉散る今が終わりか始まりか - 森の奥へ

    サブブログ「飛ぶコタツ」で記事を投稿しました。 Twitterへの一日一句の投稿はまだなんとか続けられていますが、ブログの記事の方が追いついていません、、、(^^; yamahito.keystoneforest.net よろしければお訪ねください。 よければtwitterものぞいてみてくださいね。山 (@keystoneforest) | Twitter🐾@森の奥へ 似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。

    木の葉散る今が終わりか始まりか - 森の奥へ
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    mashley_slt 2021/10/30
    「さりっさり」の音がテンポ感がよくていいですね(^^)拝見しながら頭の中で落ち葉の音が聞こえてきました。うちの山の落ち葉はさりっさりというより、もりっもりです(^_^;)
  • 秋彼岸 - 森の奥へ

    今夜も俳句についてあれこれ考えています。 一日に一句詠んで、Twitterに毎日投稿したいと思って始めましたが、二日目から挫けてしまいました(^^; けれど、たった十七文字で表現する世界は究極のショートショートのように思えて、ショートショート好きのわたしはそこそこはまりつつあります。 文字数が限定されているだけでなくて、季語を詠みこまないと俳句にならないという制限があるのも面白いです。 ですが、何句か詠むうちに季語で行き詰るようになってきました。 いちいち季語を調べるのが大儀なので歳時記を買うことにしました。 買ったのは「初心者にお勧め」というキャッチコピーで紹介されていた『いちばんわかりやすい俳句歳時記』(主婦の友社)です。 増補版 いちばんわかりやすい俳句歳時記 作者:辻桃子,安部 元気 主婦の友社 Amazon この歳時記の「秋(時候)」の項の最初にあるのは芭蕉の句です。 送られつ送

    秋彼岸 - 森の奥へ
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    mashley_slt 2021/09/25
    素敵な季節の俳句をたっぷり楽しませていただきました(^o^)特に②が好きです。私も俳句は大好きでよく他の方の作品を読むのですが、自分で詠もうとうると短いからこそ難しいなあと思います^^;
  • 入院四日目かな? - 森の奥へ

    こんにちは。お騒がせしています(^_^; いろいろご心配いただきありがとうございます。手術は無事終わりました。 手術は9時過ぎから14時過ぎまで約5時間の予定でした。手術台に横になり、酸素マスクをつけられて麻酔が入ってくるのを感じると、頭がぼんやりし始めました。テレビで観る手術室のセットそのままの機器類や煌々と手術台を照らす照明が霞んでいきました。 次の瞬間、薄暗いICUのベッドでわたしは目を覚ましました。何時間経ったでしょう。その日の夕方か、深夜か。 手術うまくいきましたからね、と言う執刀のドクターの声や、頑張ったね、と言う奥さんの声が、眠っている間に聞こえたような気もしますが、曖昧です。 麻酔が切れたあとが大変でした。手術の痛みではなく、ベッドに体を固定されていることの窮屈さ。そして何より、痰が喉を塞いで息苦しくてたまりませんでした。必死で、文字通りけっこう必死で、ナースコールのボタン

    入院四日目かな? - 森の奥へ
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    mashley_slt 2021/07/31
    入院されていたのですね。手術が無事終わったそうで何よりです☺️お辛そうですが、できるだけ体を休めてください。お大事に🙏
  • こころはきっとわたしの身体の外にある - 森の奥へ

    「死」について、も考えていますよね。きっと、絶対。いえ、考えてなくても、感じているはずですよね。ずっと傍で暮らしていたの匂いやモフモフや足音や鳴き声や寄り添ったときの身体の温かさを。それらを感じられなくなったときの寂しさを。 花は陽の当たるところ水のあるところに素直に咲いている。そしてまた、陽の当たるところ水のあるところを奪い合って咲いている。辛いとか怖いとか疲れたとか、なにも言わずに咲いている。花も「死」について考えているんでしょうか。 わたしたちは「死」を知っています。老いも知っています。鏡は残酷です。なんの遠慮も忖度もなく老いた自分をそのまま見せてくれます。でも… 鏡が残酷なのではなくて、以前の自分と今の自分とを比べてしまう自分が残酷さを感じさせている、きっとそうだと思います。 老いることには何の問題もない、と思います。それを問題とするのは社会であったり、医療であったりするのでし

    こころはきっとわたしの身体の外にある - 森の奥へ
    mashley_slt
    mashley_slt 2021/07/10
    生き物は生死に対して人間より敏感なんじゃないかと思うことがあります。祖母の家にいた猫はどこかに行くとしばらく帰ってこない子でしたが、亡くなる何日か前は元気なのにずっと祖母のもとにいたそうです。