IE10には、古いIEの動作とHTML5との相互運用を可能としたレンダリングエンジンとして動作するQuirksモードと、最新のレンダリングエンジンとして動作するStandardモードがあります。HTMLドキュメントの一番上でのDOCTYPE宣言を行うことにより切り替えを行います。 IE10の場合、「X-UA-Compatibe」へ「IE=EmulateIE」というパラメータを与えることにより、過去のIEの動作を再現させることができます。EmulateIEは、5/7/8/9の3種類を持っています。5を指定すると常に「Quirksモード」として動作しますが、7/8/9の場合、DOCTYPE宣言の内容によって「Quirksモード」か「IE7/8/9 Standardモード」のどちらかへ遷移します。 ▼ HTMLドキュメント内で宣言する場合 <meta http-equiv="X-UA-Compa