JavaScriptにおける非同期処理は一種の悪夢です。非同期処理は容易にコードを複雑化させ、品質の低下を招きます。そこでこの問題を解決するため、非同期処理を簡単に扱うことができる、Promiseやasync/awaitという機能が導入されました。この記事では、Promiseとasync/awaitを用いた非同期コードの単純化について簡単な解説をします。 実行順序がコード通りにはならない非同期処理 非同期処理とは何でしょうか。非同期な処理は、コードの順番通りには実行されません。どういうことか、簡単な例を見てみましょう。 setTimeout(() => console.log('hello'), 500); console.log('world!'); このコードでは500ミリ秒後に「hello」と表示し、その後に「world」を表示しようとしています。ですが、実際には「world」の後に
![Promiseとasync/awaitでJavaScriptの非同期処理をシンプルに記述する](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e0a745d3a98249c203ae0d9738f81ccc88b37ea3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsbfl.net%2Fblog%2Fstatic%2Fassets%2Fogp.png)