FRB、緊急融資プログラムで購入した社債ETFを開示 Matthew Boesler、Katherine Greifeld、Catarina Saraiva 米連邦準備制度理事会(FRB)は29日、「セカンダリーマーケット・コーポレートクレジットファシリティー(SMCCF)」で買い入れた米社債に投資する上場投資信託(ETF)を開示した。 SMCCFは新型コロナウイルス感染拡大で米経済や金融市場が被る打撃を和らげる緊急融資プログラムの一環として導入され、12日から運用が始まった。 「iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF」や「バンガード・米国中期社債ETF」などが購入された。開示されたのは18日までの買い入れ。 28日に公表された週間バランスシートのデータによれば、連邦準備制度の社債投資ETF保有高は26日時点で29億8000万ドル(約3210億円)に増加した。