安倍元首相を銃撃した男が強い恨みを持っていたという「世界平和統一家庭連合」いわゆる“統一教会”。今、浮き彫りになっているのが、教団と政治家の“距離の近さ”です。19日夜、取材に応じた自民党の現職議員が語ったことは…。 ◇ いわゆる“統一教会”の関係団体が、今月6日に集会を開きました。その様子が映された映像では、壇上に、この後の参院選で当選した自民党の井上義行氏がいました。 井上義行氏 「私は普通の政治家とは違うんです!」 そして、教団関係者とみられる人物が、興奮気味に話し始めました。 教団関係者とみられる人物 「うちの教会、うちの組織も、たくさんの問題があります。この問題を支援してくださる方が、井上義行先生でございます! 井上先生は、もうすでに食口(信者)になりました。私は大好きになりました! 戦いをするならば、必ず勝たないといけない。勝つことが善であり、負けることは悪でございまーす!」