24日のホームヴィッセル神戸戦で負傷退場したJ1清水エスパルスMF河井陽介(29)とDF立田悠悟(20)のケガの現状が明らかになった。25日にヤン・ヨンソン監督(58)が取材に応じ、説明した。河井については「(右まぶた付近を)3針縫い、あごも切っている。脳振とうと診断された」と明かした。立田は外傷はないものの、明日26日に再度精密検査を行うという。 2人はロスタイム中に相手選手と接触し、緊急搬送された。ともに検査後は自宅へ戻ったが、河井は大事を取ってこの日の練習に不参加。立田はクラブハウスでケアに努めた。神戸に退場者2人が出るなど、ロスタイム18分50秒と荒れに荒れた一戦で負傷した2人だが、指揮官は「そこまで深刻ではない」と安堵(あんど)していた。