長雨や台風などの影響で、白菜やにんじんをはじめとした野菜が値上がりしています。台風24号による塩害などの被害も出ていて、農林水産省ではさらなる値上がりも懸念されるとしています。 これは、主な産地になっている長野や北海道を中心に長雨や台風などの影響で出荷量が減ったことによるものです。 さらに台風24号の影響で関東周辺などで塩害や強風による被害もあり、今後これらの地域で生産されるにんじんやきゃべつ、大根などの出荷量が落ち込み、値上がりすることが懸念されるということです。 吉川農林水産大臣は記者会見で「被害状況の把握に迅速に努めながら、引き続き価格動向を注視するとともに、消費者に対して適切、正確な情報をしっかり発信していきたい」と述べました。