宮城県の登米市と加美町で、太陽光発電と農業を同時に行うソーラーシェアリングが始まる。太陽光パネルの下ではキクラゲを栽培する計画だ。 再生可能エネルギー事業を展開するサステナジー(東京都港区)は、新たに2カ所の太陽光発電所を建設し、キクラゲ栽培を両立するソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)を開始すると発表した。 「登米善王寺太陽光発電所」(宮城県登米市)および「加美八幡堂太陽光発電所」(宮城県加美町)の2カ所で、太陽光発電の出力規模はともに2MW(メガワット)。今回の案件では、日立キャピタルが太陽光発電設備のプロジェクトファイナンス型リースを提供し、大和ハウス工業が設計・調達・建設(EPC)と保守(O&M)を担当する。 既に2017年6月から設置した太陽光発電パネル下部の農地でキクラゲの栽培を開始している。全ての敷地を使用して栽培すると、年間約4万kgの収穫量になるという。太陽光発電は2
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