世界同時不況の影響で開発コストが大幅に削減され、閉塞感が漂う開発現場は多い。そのようなとき、どうやってモチベーションを維持し、上げていけばよいのか。デバッグ工学研究所代表の松尾谷徹氏に話を聞いた。 リーマンショックを契機に世界同時不況に突入し、ITシステムの開発コストは大幅に削減されている。開発案件自体が減少しているほか、既存の開発案件においても“コスト削減”や“生産性の向上”が叫ばれている現場がほとんどだろう。このような状況下、システム開発の現場では閉塞感を感じている担当者も多い。 では、このような状況下においても、システムやソフトウェア開発チームのモチベーションを維持するためにはどうすればよいのだろうか。多くのプロジェクト案件を手掛け、現在ではチームモチベーションやテスト管理などを研究しているデバッグ工学研究所代表の松尾谷徹氏に話を聞いた。 仲間意識の薄い開発チーム 松尾谷氏はまず、現
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