ハジュン・チャン『世界経済を破綻させる23の嘘』を再読した。 やはり、面白い。 特におもしろいと思った所だけ、書いていく。 アダム・スミスが、株主が有限責任しか負わないということで株式会社を批判したのに対して、マルクスは株式会社を擁護した(36頁)。 というのも、マルクスは、株式会社を社会主義への「移行点」として捉え、株式会社が所有権と経営を分離するので、それによって経営にタッチしない資本家たちを排除できる、と考えたのである。 まあ、これは岩井克人先生らの議論を知っている者には、周知のことだろう。 著者いわく、低レベルのインフレが経済に悪いという証拠はまったくない(89頁)。 例えば、シカゴ大学、IMFが行った研究でも、8~10パーセント未満のインフレは経済成長率に、全く影響を及ぼさないと結論した。 このような低レベルインフレ擁護論は、著者の師匠(?)・スティグリッツ先生も述べていたことで
つまり震災復興や防災にお金を使うなと言うのですね、人殺し RT @hirohongkong: 「電力が足りないから(略)、「予算が足りないから無駄遣いをやめる」じゃなくて「予算が足りないから国債を発行する」、どちらも自分たちのツケを未来の人たちに押し付ける無責任な政策。
消費者物価指数が2009年から3年連続で前年比マイナスとなる一方で、家計消費支出(名目値)も08年から4年連続で前年比マイナスとなっています。持続的に物価が下落する「デフレ」の原因が家計消費支出の減少にあることがわかります。 賃金上げる政策こそ必要 1985年以来の家計消費支出と消費者物価指数の推移を比較しました。98年から6年連続で家計消費支出が前年比マイナスとなるのに対応して、消費者物価指数も99年から5年連続で前年比マイナスとなっています。01年3月には、政府が日本経済が「緩やかなデフレ」に落ち込んでいると宣言しています。 安倍晋三政権は「デフレ脱却」として日本銀行に圧力をかけ、「2%の物価上昇率目標」を設定させる「大胆な金融緩和」を掲げています。 家計消費支出が減少した翌年に、消費者物価指数がマイナスに転じていることから明らかなように、「デフレ」最大の要因は家計消費支出が減少してい
愛子様や山中教授を騙るツイートまで出現している末世ですから、hamachanを騙るインチキ野郎が横行してもおかしくないのかも知れませんが、この年の瀬、私を名乗る偽者が誹謗中傷めいたツイートをしているようですので、ご注意下さい。 http://twitter.com/eulabourlaw/status/284772336509521920 濱口桂一郎@eulabourlaw RT 経済・雇用系の論者で、65歳定年に賛成してるの濱口くらいだろw 経済思想とか関係ない さすが、御用学者と言われるだけある こんな似非ツイートにまともに反応していると、その人のリテラシーが疑われますので、お気をつけ下さい。ツイッタラ諸氏。 ちなみに、はてなブックマークでも、紛らわしい名前を使って誹謗めいたブコメをつけて喜んでいる異常な人物がおりますな。 http://b.hatena.ne.jp/spamhama
『リリカルなのは』のバトル化、『まどマギ』のオサレ&ファンシー化、次はキャラ化だ 『魔法少女まどか☆マギカ』のことを、「悲劇なのに、破滅する人々をあまり尊敬できない」と前回書いたが、そういえばラシーヌ『アンドロマック』もそうだった、と思い出した(参考)。 「尊い行いのゆえに破滅するからこそ泣ける」というのは、たとえばオスカー・ワイルド『幸福の王子』を思い出していただきたい。ツバメは、生き延びることよりも、尊い行いのほうを優先させたがゆえに死んだ。尊いことをしたが、それを現世での栄光と両立させるには致命的に何かが欠けていた――そんな人々こそ悲劇の主人公である。 生き延びつつ尊いこともする、そんなよくできたツバメは、食あたりのような不運以外ではなかなか死にそうにないし、よくできたツバメが食あたりで死ぬ話はなにをどうやっても泣けそうにない。そういうよくできたツバメが失われるほうが、この世にとって
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く