JX日鉱日石エネルギーは、出光興産の宮城県にある塩釜油槽所が本格的に再開されたことから、塩釜油槽所を共同利用させてもらい、宮城県を中心とした系列のサービスステーションへの出荷を開始した。これにより、東北地方向けの燃料の供給体制を大幅に強化する。 同社はこれまで、東北地方向けは室蘭製油所から転送した日本海側の油槽所から出荷していたため、製品の供給に時間がかかっていたが、出光の油槽所を利用することで、納期の短縮が図れる。 また、盛岡製油所と郡山油槽所では、関東地区などから転送されてきたドラム缶の被災地への出荷を開始した。宇都宮油槽所も関東向けの供給に加えて、一部を東北地方向けに出荷する。 《レスポンス編集部》
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