日本は、〝海外から必要な燃料資源・原料を輸入し、高い技術で作った製品を海外に輸出する〟というスタイルで経済成長してきました。 このページでは、日本はどのような国・地域とたくさん貿易をしているのか。その相手は時代によってどのように変わってきているのか。1990年から2021年までの輸出入額が多い国・地域の移り変わり(各年のトップ10)を見てみましょう。 輸出相手の上位は、経済成長が著(いちじる)しいアジアの国・地域が多くを占(し)め、2009年より中国がアメリカを抜いてトップになりました。2013年以降はアメリカが逆転し、順調な景気と円安を背景に2017年まで1位でした。2018年には中国が再びトップとなり、2019年にアメリカが再逆転したものの、2020年からは中国が再々逆転してトップになりました。 輸入相手では、2002年にアメリカから中国にトップの座が変わりました。このころ、製品の国際