ロシア極東沿海地方アンドレエフカ近郊の海岸で17日夜、約50メートル沖合を泳いでいたロシア人男性(25)がサメに襲われ、両腕の一部を食いちぎられ重傷を負った。18日にも少年(16)が足をかまれ負傷。非常事態省はアンドレエフカがあるハサン地区での遊泳を禁止した。 ロシア主要メディアは、目撃者の証言として17日のサメは体長約4メートルだったと報道。ロシア極東で人間がサメに襲われるのは異例という。 沿海地方の中心都市ウラジオストク郊外にある保養施設「オケアン」では、岩手、宮城両県から訪れた中高生ら計39人が25日まで滞在予定。この中には東日本大震災の被災者もいる。 敷地内に海水浴場があるオケアンは18日、事故現場から約100キロ離れているものの遊泳禁止の措置を取った。(共同)被災地の中高生、ロシア極東訪問 大統領夫人招待で交流