電飾55万個全損 光のページェント開催へ 仙台・実行委 保管先の倉庫が津波をかぶり、電飾は全て使えなくなった(実行委提供) 仙台市の冬の風物詩となっている「SENDAI光のページェント」の実行委員会(瀬戸敏之実行委員長)は8日、今冬のページェントを開催する意向を明らかにした。保管していた電飾は、東日本大震災の津波にのまれて全損した。開催が危ぶまれたものの、1億円を目標に全国から募金を集め、イベントを継続する考えだ。 実行委によると、例年、市内の企業や市民を対象に実施していた募金活動を、ホームページなどを活用して全国で展開。資金の状況や節電対策を踏まえて電球の個数や開催期間、点灯時間帯などを検討し、9月をめどに開催概要を決める。 市は、13日開会の市議会6月定例会に提出する補正予算案に、3000万円のページェント開催補助金を計上している。 25回目となった昨年の光のページェントは、開幕