昨年最後のブログ更新から早一年が経過しました。 それまでも諸般の事情(仕事、体調)からこちらのブログにはタッチしていませんでしたが、今日からふたたびできる限り更新したいと思います。 とりあえず、今日は消費増税および2016年のGDP改訂に関するごく基本的な数値を一つだけあげておくことにします。 最初は、この27年間の政府の税収(消費税、所得税、法人税)の推移を示す図ですが、一目瞭然、「サルにもわかる」ような事実が歴然と示されています。 一応説明すると、消費税は、12.5兆円増加しましたが、所得税と法人税はそれぞれ5兆円、6.7兆円減少し、その合計額は12.7兆円になります。 そうです。まさに税収は全体ではほぼ同じで、所得税と法人税の減税を消費税が補てんするという「構造」が明らかになっています。 27年間という長い時間がかかっているため、多くの人は気づかずにいるかもしれませんが、このように示